前川喜平・前文部科学事務次官が週刊東洋経済4月14日号で、貧困対策の一つとして、「高校中退をなくすには数学の必修を廃止するのがいい」と発言している。 前川氏の発言を引用しよう。 「高校中退を防ぐのも貧困対策の重要なテーマだ。私が行っていた出会い系バーでも女の子はほとんど中退で、親のほうが学歴の高いケースがけっこうあった。(中略)中退をなくすには数学の必修を廃止するのがいい。(中略)数学は義務教育までで十分。論理的思考力を養うために必要というが、それは国語の授業でやったらいい」 高校中退を防ぐという方向性はいいだろう。低学歴者は低所得になりがちで、犯罪率も高いことは各種の調査で示されている。 せっかく「貧困調査」で出会い系バーに通ったのだから、前川氏には延べ何人の女の子を調査し、その中で高校中退の数は何人だったのかを示してもらいたかった。さらに、高校中退の理由はどうだったのか。これも貧困調査
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