19日の香港株式市場で、中国の電子商取引大手アリババグループ株が一時4.3%安と、上場来安値を更新した。中国政府が進める新たな規制策はテクノロジー業界には打撃で、大手IT銘柄の売りが広がっている。 中国はオンライン各社で働く運転手の権利のさらなる確保とライブストリーミング業界への監督強化に向けた個別の案を検討していることを明らかにした。 また、テンセント・ホールディングス(騰訊)幹部が決算発表後の電話会議で、各社による広告向けのデータ活用方法に関して政府はかなり大幅な変更を加えることが可能だとの見方を示したことも地合いを悪化させた。 中国のテクノロジー業界規制、さらに強化へ-テンセントが警告 香港のハンセン指数は一時2%下落。フードデリバリーを手掛ける美団は7.2%下げる場面もあった。テンセントは一時3.4%上昇していたが、下げに転じている。アリババ株は年初来で約29%下落。 タイチョン・
![アリババ株、香港で上場来安値-当局による締め付け懸念根強い](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f95bfca301318b5e696ce33d3e818d87d774a234/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.bwbx.io%2Fimages%2Fusers%2FiqjWHBFdfxIU%2FitgnioTxu4.Q%2Fv2%2F-1x-1.png)