「箱の中」にいるのか「箱の外」にいるのか、それが全てのはじまり。 [tmkm-amazon]4479791779[/tmkm-amazon] アマゾン書評で圧倒的な支持を集めている啓蒙書。ずっと気になっていた本をようやく読みました。確かに良い本でした。高評価に納得。 本書の内容を一言でまとめると 「箱」という名の自己欺瞞の世界に入ってしまうと、自分を取り巻く全てのものが連鎖的に悪い方向へと進みだし、にっちもさっちもいかなくなるよ ということ。つまり、心の平和を乱す原因は全て自らが選択した “自己欺瞞” の結果に他ならないということです。そしていったん自分が「箱」に入ってしまうと、周りの人もそれぞれの「箱」に入りだし、正のフィードバック的にどこまでも状況が悪化してしまうのです。 具体的に文章中のまとめを引用すると以下のようになります。 自分への裏切り 1. 自分が他の人のためにすべきだと感じ