シャープは9月27日、電子書籍事業新ブランド「GALAPAGOS」(ガラパゴス)の第1弾商品として、12月に電子書籍配信サービスを始め、対応端末「メディアタブレット」2機種を発売すると発表した。「売り切りではなく、進化し続ける端末」――そんな意味を込めた「GALAPAGOS」というブランドで、欧米を皮切りに世界展開も進める。 GALAPAGOSは電子書籍事業の総合ブランド。同社が開発した、縦書きやルビなど日本語特有の表現に対応した電子書籍フォーマット「次世代XMDF」を核とし、端末からオーサリングシステム、配信システムまで提供する。 第1弾として12月、約3万冊の電子書籍/雑誌/新聞をダウンロードできる配信サービスと、Androidベースのタッチパネル端末2機種を発売。端末は無線LAN(IEEE 802.11b/g)に対応し、電子書籍や雑誌をダウンロード購入できるほか、Webサイトの閲覧も