市職員労働組合事務所の庁舎使用を取り消すための書類に決裁印を押す竹原市長=11日、鹿児島県阿久根市役所、三輪写す事務所に張り出された市庁舎からの退去通告書を背に無念の表情を浮かべる大野裕人書記長(手前)と落正志委員長=11日午後5時48分、鹿児島県阿久根市役所、三輪写す組合の事務所に向かって「自治労は出て行け」と声を上げる竹原市長派の市議や市民=11日、鹿児島県阿久根市役所、三輪写す 「ブログ市長」として知られ、市議会の不信任決議に伴う5月末の出直し市長選で再選された鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が11日、市庁舎にある市の職員労働組合事務所に対して使用許可を取り消し、1カ月以内の退去を通告した。公約した「市役所改革」がいよいよ第一歩を踏み出した形だが、組合側は反発し全面対決の様相だ。強引にも映る「竹原改革」の第2幕は実を結ぶのか。 「市職労事務所は長年使用料や光熱費を払っておら