韮崎市役所で男性ケースワーカー(42)が男に切りつけられた事件で、韮崎署は20日、東京都東村山市本町1、無職、榑林将知容疑者(54)を傷害と公務執行妨害容疑で再逮捕した。容疑を認めているという。 容疑は19日午前10時25分ごろ、同市役所福祉課窓口でケースワーカーの職務を妨害し、小出刃包丁(刃渡り12センチ)でケースワーカーの左手を切りつけて軽傷を負わせたとしている。 同署と同課によると、榑林容疑者は生活保護受給者で、19日に支給打ち切りを巡って同課を訪れた。事件当時酒に酔っていたという。同署は銃刀法違反容疑で現行犯逮捕したが、榑林容疑者も軽傷を負い、入院のため釈放していた。【春増翔太】 7月22日朝刊