本格的な海のレジャーシーズンを迎え、新潟海上保安部や県など37団体が作る「セーフティボートネットワーク新潟」が21日、新潟市の信濃川小型船係留場など5カ所で、プレジャーボートの運航者を対象にチラシなどを配り、安全運航を呼びかけた。 同ネットワークは09年6月に胎内市の荒川沖と新潟市の阿賀野川沖でプレジャーボート2隻が転覆し、計6人が死亡した事故を受けて発足。5月の大型連休と夏の年2回、啓発活動を行っている。 同保安部によると、11年に県内で発生した船の事故は49件で、このうちプレジャーボートは22件で最多だった。同保安部の永井文夫次長は「気象情報の確認と出航前点検、ライフジャケットの着用をしっかりしてほしい」と話した。【川畑さおり】 7月22日朝刊
◇「大逆転」の魅力PR−−田中米三さん(64) 2チームに分かれて赤と青の「ディスク」と呼ばれる小さな円盤型の板を床の上の「ポイント(的)」に向かって交互に投げ、どちらが的に近いかを競うスポーツ「カーリンコン」。冬季五輪種目で「氷上のチェス」と呼ばれるカーリングに似たスポーツだ。田中米三さん(64)はカーリンコンのインストラクターとして、今年5月から新潟市西区で週2回、小学生にボランティアで教えている。 知人の紹介で1年ほど前、カーリンコンを知った。「軽い気持ちで」やってみたら夢中になり、昨秋にはインストラクターの資格を取得。「そんなに体力もいらず、80代の人でも、車いすなど体が不自由な人でも誰でもできる簡単なスポーツ」。だが、いざ勝負となると、勝つにはどうしたらいいか作戦を考え、頭を使うスポーツだと実感する。やればやるほど、このスポーツの奥深さに気づくという。 熊本県天草市出身。6
「笑い」に関する研究を行い、笑いの文化的発展に寄与することを目的とした学会「日本笑い学会」(会長・森下伸也関西大教授)の第19回総会・研究発表会が21日、新潟市内で開かれ、北朝鮮による拉致被害者で柏崎市在住の蓮池薫さん(54)が「極限の中で生き抜く知恵と笑いの力」と題して講演した=写真。 蓮池さんは、北朝鮮には国家統制のもとにある笑いと、個々の人間の生活の中での笑いの2種類があると紹介。映画やテレビ番組は国家の政策に基づいて作られ、「社会主義にそぐわないような現象を面白おかしく映画や演劇にして笑わせて、笑いの中で直していこうというところがあった」と笑いも政治に利用されていたことを指摘。「国で統制していた笑いだった」と語った。 また自由を奪われた生活の中での笑いを遠泳での息継ぎにたとえ、「やっと息を継いでまた泳ぐ。それがなければ沈んでしまう、そんなものだった」と表現した。02年の帰国後も
村上市の夏祭り「村上大祭」の本祭りが7日開かれ、高さ約5メートルの華やかな山車「おしゃぎり」などの行列が市中心部を練り歩いた。この日は断続的に強い雨が降ったが、沿道には見学の市民らが訪れ、引き手たちは威勢の良い掛け声を上げて祭りを盛り上げた。 同祭りは県指定の無形民俗文化財で、毎年7月6、7両日に開かれている。市内19町が1台ずつ保有する山車は豪華な彫刻などが施され、江戸時代から伝わるものもあるという。子どもらが乗り、お囃子(はやし)を演奏した。 また昨年、同市上片町の県道で、祭りを終えた山車を引く列に居眠り運転の乗用車が突っ込み、8人が死傷した事故が起きたのを受け、村上署は県警機動隊の応援を得るなど警備体制を強化した。同署によると、機動隊員8人を含め19人を増員し、計56人の警察官が交通整理や雑踏警備にあたった。さらに事故現場の周辺約1キロで車両の通行を規制する時間を増やしたという。
第94回全国高校野球:新潟大会 有恒・安塚の連合チーム、苦労乗り越え 県内初、1年間共に練習 /新潟 毎日新聞 7月8日(日)13時30分配信 11日に開幕する第94回全国高校野球新潟大会に、部員の少ない上越市の県立有恒高と同安塚高が、県内唯一の連合チームとして出場する。合同の練習時間が限られるなど、単独チームにはない苦労もあったが、選手たちは初戦突破を目指し、最後の練習に汗を流している。【長谷川隆】 上越市板倉区の有恒高で7日、両校の選手たちが練習用の白いユニホームに身を包み、合同練習に臨んだ。有恒は葭原太一主将(3年)ら選手8人。安塚は小平翔平主将(3年)ら4人。 「気合を入れていこうぜ」。雑なプレーが見られると、どちらの学校かは関係なく、厳しい声で指摘し合う。「違う学校のチームという感覚はない」。葭原主将は言い切る。 だが、昨年の夏休み以降、両校で合同練習を始めてしばらくは、そ
社会人野球の第37回全日本クラブ野球選手権(日本野球連盟、毎日新聞社主催)の第2次北信越地区大会の組み合わせが7日、決まった。28、29の両日、北信越5県の計8チームが、新潟市中央区の鳥屋野野球場で熱戦を繰り広げる。 試合は4チームごとに各ブロックに分かれ、トーナメント方式で戦う。各ブロックの優勝チームは、9月7日から埼玉県所沢市の西武ドームで開幕する全国大会の出場権を得る。 県勢からは4チームが出場。五泉クラブは28日午前9時から福井ミリオンドリームズ(福井市)と、オール長岡野球倶楽部は同日午前11時半からハードボールクラブ金沢(金沢市)と、ファイティング・スピリットは29日午前9時から富山ベースボールクラブ(富山市)と、野田サンダーズは同日午前11時半から佐久コスモスターズ(長野県佐久市)と、それぞれ対戦する。【真野敏幸】 7月8日朝刊
弥生の丘展示館:弥生の暮らし体験 新潟・古津八幡山遺跡施設で、親子ら火起こしに挑戦 /新潟 毎日新聞 6月27日(水)11時39分配信 新潟市秋葉区蒲ケ沢の古津八幡山遺跡について紹介する施設「弥生の丘展示館」で、弥生時代の生活を体験するイベント「古津八幡山遺跡を探検しよう」があった。 同遺跡は、弥生時代後期の大規模集落跡。イベントには親子連れら24人が参加した。参加者たちは古代の火起こしに挑戦。木製のキリを使って木に穴を開けて火を起こした=写真・日報連会員の池田友好さん撮影。 同区の新津第三小5年、大沼怜未(れいみ)さんは、火がついた時は思わず拍手。「難しいし、力が入るので疲れましたが、火がついた時はうれしかった」と話した。その後、黒米炊きを見学し、試食もした。 6月27日朝刊
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