1月6日から9日まで、米国ラスベガスで開催された「2011 International CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」は、今後のAVのトレンドを指し示す場である。今年の展示企業は2700社、来場者は14万人以上と史上最大となった。AV評論家・麻倉怜士氏によると、今年のCESではテレビと付き合うスタイルが激変するトレンドが読めたという。 【画像】40インチの「Sony Internet TV」とLG 電子スマートテレビ構想 ■身を乗り出してテレビと対峙、話題を集めたスマートテレビ これまでのテレビは、気軽に見るパッシブ(受け身)のエンターテイメントであった。それは「リーンバック」ともいう。ソファに腰掛けてゆったりテレビを見るというイメージだ。しかし、テレビがインターネットにつながり、あらゆる情報が届くようになり、趣味や仕事に積極的に活用しようという動きが急に出てき