全日本空輸が31日発表した2010年4〜12月期連結決算は、本業のもうけを示す営業損益は777億円の黒字(前年同期は378億円の赤字)、最終損益は375億円の黒字(同351億円の赤字)に転換した。売上高は前年同期比12・5%増の1兆391億円と、2桁増収だった。 ビジネス需要が急回復したほか、羽田空港国際化に伴う新規路線開設や増便が奏功した。旅客単価は5万5035円と、前年同期に比べ約2割アップした。国内線も年末に増便を図るなど、需要を確実に取り込み、旅客単価は0・2%増の1万5942円だった。 金沢栄次財務部長は同日の会見で、円高について、「年度を通して30億〜40億円のマイナス影響がある」との懸念を示した。 経営再建中の日本航空が同日発表した同期間の連結決算も、売上高が前年同期比5・1%増の1兆888億円で、営業損益は1586億円の黒字(前年同期は1208億円の赤字)に回復した。
おせち販売トラブルで、共同購入型クーポン運営のグルーポン・ジャパンが、表示と異なる食材が使用され、おせち料理に偽装があったことをサイト上で明らかにした。さらに、通常価格の表示が不適切だったことも分かったとして、全面的に謝罪している。 このトラブルでは、外食文化研究所が経営する横浜のレストラン「バードカフェ」が2010年11月下旬、グルーポンのサイトを通じて「謹製おせち」を販売。その後、購入者からは「中身がスカスカ」「食品に傷みがある」などとネット上での告白が相次いで、大騒ぎになっていた。 ■フランス産シャラン鴨のローストは、国産の合鴨 ネット上では、このおせち料理について、ゴミ箱から取ったとみられるバードカフェの食材明細書が写真付きで暴露され、偽装の疑いも指摘されていた。 その後、グルーポン・ジャパンが調べたところ、表示と異なる食材が使用されたことが判明した。同社では11年1月29
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