日本外務省は17日、「パキスタン:ラホール市における外国人誘拐事件発生に伴う注意喚起 」というタイトルの渡航情報(スポット)を出した。 報道によれば、8月13日早朝(現地時間)、部族地域での開発プロジェクトに従事していた米国人男性1人がラホール市の自宅から武装集団に誘拐された。武装集団は、護衛が断食の準備をしているところを同宅に押し入り、被害者の運転手に寝室のドアをノックするよう強要し、ドアを開けた被害者を連れ去ったという。犯行主体、背景はまだ不明だが、パキスタンでは、7月にも、バロチスタン州ローレライ地区(クエッタ市の北東約250キロ)をパンジャブ州デラ・ガジ・カーンからバロチスタン州クエッタに向けて車両で移動していたスイス人男女各1人が誘拐されるなど、過去数年間に外国人が誘拐される事件が複数発生している。パキスタン渡航・滞在者は、誘拐や不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の関連