昭和電工 <4004> が3日ぶり反発。野村証券が投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価を165円から200円に引き上げたことを手掛かり材料としている。 同証券では、「タイの洪水で当社の主要顧客ウエスタン・デジタルが被害を受け、当社のHDメディアの購入量を減らし内製化へ切り替えるリスクがあったが、洪水前と同様当社製品を購入することが明らかとなった」としたうえで、「12年12月期からは従来当社が納入していなかったシーゲート・テクノロジーへメディアの供給を開始する点はポジティブ」としている。(編集担当:山田一) 【関連記事】 昭和電工、一部外資は今期営業利益予想を減額 日本電産が一段安、世界的HDD供給量減少で先行き不透明感 昭和電工が反発、第3四半期の業績好調報道で見直される 昭和電工、一部証券は今期業績予想を増額修正 銘柄速報:顧客寡占化の影響