サッカーJ1の広島は8日、来季の新監督にクラブOBで、新潟で今季コーチを務めた元日本代表MF森保一氏(43)の就任を発表した。 森保氏は広島市内で開いた記者会見で、「自分の持てる力をすべて注ぎ、いいチームをつくりたい」と抱負を述べた。 森保氏は長崎県出身。1987年に広島の前身、マツダに入団し、守備的MFとして活躍した。広島をはじめ、京都、仙台でプレーし、日本代表としても35試合に出場。ワールドカップ・アメリカ大会のアジア最終予選では、「ドーハの悲劇」を経験した。 2003年の現役引退後は、広島で育成部門や、トップチームのコーチを歴任。昨季から新潟コーチに就いていた。