東京・六本木で行われていた「在日特権を許さない市民の会(在特会)」のデモに反発し、自転車で参加者に体当たりするなどしたとして、警視庁麻布署は18日、暴行容疑で東京大生の手塚空容疑者(22)=東京都文京区白山=を現行犯逮捕した。容疑を否認しているという。 逮捕容疑は18日午後3時すぎ、港区六本木の路上でデモの隊列に自転車で突っ込み、先頭付近にいた在特会員の男性(21)に体当たりするなどの暴行を加えた疑い。
中国人留学生、「日本人はみな友好的、懲らしめる機会など皆無」 民間同士に政治の話題は必要ない―中国メディア XINHUA.JP 1月18日(土)2時28分配信 中国紙・法治週末は15日、在日中国人留学生の体験談として、「日本では民間同士は政治的な話題を避ける。日本人は中国人にとても友好的」だと報じた。 【その他の写真】 早稲田大学に留学中の高(ガオ)さんは2011年に来日、日本人の友人もできた。実は来日するまでは「反日感情」を持っていたという高さん。「日本留学も自分の意思ではないです」と笑う。「中国を離れる時は家族に半分冗談で『日本人を懲らしめてくる』なんて言っていました」とのこと。 ところが、来日後、日本人を「懲らしめる」機会など皆無であることに気付いた。大学では先生も生徒も中日関係を話題にすることはない。たまたま授業でその話題が出ても、先生は「これは国家間の問題で、われわれとは無関係
2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会の会長に就任する森元首相は、18日のテレビ東京の番組で、小泉元首相が訴えている「原発即時ゼロ」について、「6年先の五輪のためにはもっと電気が必要だ。今から(原発)ゼロなら、五輪を返上するしかなくなる。世界に対して迷惑をかける」と批判した。
「答えろや! 答えてみぃや!」松井知事の怒号 自民府議との激論でヒートアップ 産経新聞 1月18日(土)9時24分配信 「答えろや! 答えてみぃや!」。会場に松井一郎大阪府知事(日本維新の会幹事長)の怒号が飛んだ。17日に開かれた大阪都構想の特別区設置協議会(法定協)の会合で、松井氏が都構想反対の論客である自民党府議団の花谷(はなや)充愉(みつよし)幹事長と議論を交わす中、激しく迫る一幕があった。 花谷氏は維新側が都移行で府と市の二重行政が解消できるとしている点を疑問視し、「再編しなくても、府市と両議会で政策協議をする会議を作り、連携すれば解決できる」という内容の主張を繰り返した。 橋下徹大阪市長(維新共同代表)が「意思決定を1本化しないといけない。連携では解決されていない問題が山ほどある」と具体例を挙げて反論したが、花谷氏はすかさず「市長と知事と相談すればできる」と応じた。 やりと
全国に約70万本ある道路橋のうち4割以上の約30万本で建設年度が不明であることが、国土交通省の調査で分かった。建設年度が分からないと、適切な時期に橋に応じた補強をすることが困難になる。また、不明のうち8割以上は市区町村が管理する橋だが、小規模の自治体では担当者も少なく、維持管理業務が困難な実態も判明した。専門家は「このままの状態で大規模災害が起きれば、人命救助や復旧に大きな支障が出る可能性が高い」と話している。 道路橋は道路の一部として各道路管理者が管理する。調査は2012年、国や地方自治体などが管理する長さ2メートル以上の道路橋計69万9426本を対象に行った。建設年度が不明だったのは、市区町村管理の47万8077本のうち25万4301本(約53%)と国・都道府県・政令市などが管理する22万1349本のうち4万6392本(約21%)。合計30万693本(約43%)で、設計図面や台帳など
首都圏でインフルエンザの流行が本格化している。1月6―12日の1週間の患者報告数は、前週に比べ、神奈川県で7倍、東京都でも5倍に急増。千葉県の一部地域では流行注意報の基準値を超過した。県内全域で流行入りの目安を上回った神奈川県は「今後の動向に注意が必要」とし、手洗いやマスクの着用といった予防策の徹底を呼び掛けている。【新井哉】 神奈川県の1月6―12日の週の定点医療機関当たりの患者報告数は、前週比7倍の5.1人を記録。横浜市で8.7倍の5.63人、相模原市で7.7倍の4.82人、川崎市で5.2倍の4.37人になった。 東京都内でも感染が拡大しており、保健所管内別では、西多摩が最多の8.21人を記録。荒川区(7.71人)、八王子市(7.17人)、みなと(6.89人)、足立(6.5人)、文京(6.43人)でも多かった。埼玉県でも前週比3.9倍の6.29人を記録。本庄保健所管内では報告数が1
広島県大竹市の阿多田(あたた)島沖で海上自衛隊輸送艦「おおすみ」と釣り船「とびうお」が衝突し、2人が死亡した事故で、衝突の状況に関する見解が両船で異なっている。防衛省関係者は「釣り船が後方から接近した」とし、「とびうお」に乗っていた人は「輸送艦が追い抜こうとして衝突した」と証言。専門家は食い違いの理由に波の影響など海上特有の事情を指摘する。第6管区海上保安本部は原因究明には客観的データが不可欠とし、全地球測位システム(GPS)などの解析を急ぐ。 ◆回避義務は 6管によると、「おおすみ」左舷中央付近と後方、「とびうお」右舷中央にそれぞれ擦過痕があり、衝突の際は「おおすみ」が右側、「とびうお」が左側だったことがわかっている。 「おおすみ」が搭載している船舶自動識別装置(AIS)の記録では、「おおすみ」は衝突直前、17・4ノット(時速約32・2キロ)で南に直進し、右へ旋回するとともに減速。
俳優の水嶋ヒロ(29)が17日に放送された「A studio」(金曜、後11・00)に出演。妻で歌手の絢香や俳優活動を休止していた“空白の3年間”について語った。2人は2009年2月に極秘結婚。同年4月に結婚を発表した。 【写真】水嶋ヒロ、14年の抱負は?「仕事がこれしかないから…」 水嶋は2010年に、絢香は2009年に所属事務所を退社。水嶋は持病のバセドー病治療に専念した絢香を支えるため、3年間、裏方スタッフとして働き、俳優業を休止していた。18日に公開される主演映画「黒執事」で俳優復帰した。 「A studio」は進行役の笑福亭鶴瓶が、ゲストの家族やスタッフ、友人ら親しい人物に直接会って取材することで知られる。鶴瓶は絢香にも会い、取材。事務所スタッフとして、掃除や郵便物の発送などを行っていたという水嶋は「ものすごく大変だった。二度と繰り返したくない」と振り返り、「(彼女の)病気を
アルツハイマー病の治療法確立を目指す国家プロジェクト「J―ADNI(アドニ)」を巡り、厚生労働省が臨床研究データの改ざんを指摘する実名入りの内部告発メールを無断で告発対象の研究チームの責任者に転送していたことが分かった。内部告発者の人権を著しく損なう行為で、国家公務員法(守秘義務)や内規に触れる可能性もある。 厚労省が国家プロジェクトを守るため疑惑をもみ消そうとしたとの疑念も招いており、厚労省の調査への信頼が揺らぐのは必至だ。 厚労省認知症・虐待防止対策推進室によると、担当専門官に「改ざんが数十例ある」というメールが届いたのは昨年11月18日。J―ADNI事務局側がデータの書き換えを指示した文書と、その通りに書き換えられた検査記録が添付されていた。専門官は翌日、「研究チーム内で対処すること」と判断し、代表研究者の岩坪威東大教授にそのままの文面と添付資料をメールで送ったという。
福岡市博多区の県道で2012年3月、道路を横断中に車にはねられて死亡した女性の身元が、2年近くたった今も分からずにいる。 女性は30〜40歳くらいでジャンパーに運動靴をはいており、ウオーキング中だったとみられる。福岡県警博多署は、近所の住民とみて聞き込みを続けたが、手がかりはつかめず、「普通はすぐに分かるんだが……」と困惑。ホームページで似顔絵や特徴を公開し、「心当たりがある人は連絡してほしい」と呼びかけている。 署によると、女性は12年3月18日午後8時半頃、石城町の県道で、会社員男性の車にはねられ、間もなく死亡した。身長1メートル54と小柄で、黒のジャンパーに、灰色に黒のラインが入ったズボン、灰色の運動靴をはいていた。運転免許証など直接身元に結びつく所持品はなかったが、財布も持たずに軽装だったため、署は近くの住民がウオーキングかジョギング中に事故に遭ったとみて捜査を始めた。 だが
ブラジルのリオデジャネイロで、街を歩いていた女性の頭にハリネズミが落ちてくる珍事があり、女性は270本ものハリが頭に刺さって病院に運ばれた。ハリネズミは、そのまま逃走した。地元テレビ局グローボが17日、伝えた。 報道によると、被害にあったのは地元の主婦サンドラ・ナブコさん。リオの市街地では、エサを求めて山から出てきたとみられるハリネズミの姿がしばしば目撃されているといい、今回はその一匹が、電線をつたって移動中に落ちてしまったようだ。 ナブコさんはハリを抜く治療が痛かったと嘆きながら、「お年寄りや子供の頭に落ちてきたら、こんなけがではすまなかったでしょう。でも、私の頭がクッションになってハリネズミの命を救えたならうれしい」と話しているという。(サンパウロ=岩田誠司)
東京青年会議所(東京JC)は18日午前、同日午後2時から予定していた都知事選立候補予定者の公開討論会を中止すると発表した。4候補に参加を要請したが、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(67)以外の3氏が欠席すると伝えたため、討論会が成立しなくなったという。 東京JCによると、17日夜に元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄(65)と元首相の細川護熙(もりひろ)(76)の両氏の陣営から欠席連絡があった。18日朝、元厚生労働相の舛添要一氏(65)の陣営に確認したところ、不参加と回答したという。 元々、舛添氏は細川氏が出席しない場合、不参加の方針だった。田母神氏の陣営幹部は「(宇都宮氏との)2人だけの討論では意味がない」と欠席理由を話した。宇都宮氏は「告示まで数日(5日)の現段階で公開討論が一度も行われないのは異常だ。他の立候補予定者に『後出しじゃんけん』をやめ、オープンに政策を語り合うことを
【瀋陽時事】中国政府は16、17の両日、北京などに駐在する外国メディア記者を対象に、日本のかいらい国家だった満州国(1932〜45年)があった遼寧省で、抗日戦争記念館など計5カ所を案内するプレスツアーを実施した。安倍晋三首相の靖国神社参拝を受け、中国政府内で「日本軍国主義復活を断固抑えるべきだ」(専門家)との声が高まる中、旧日本軍の残虐行為を宣伝・強調し、外国メディアが中国の主張を支持するよう「世論戦」を有利に進めたい思惑があるとみられる。 企画したのは、外務省の外国メディア担当部局と遼寧省外事弁公室で、外国メディア40人近くが参加。31年、満州事変の発端となった柳条湖事件を記念した「九・一八歴史博物館」(瀋陽市)関係者は「一挙にこれだけ多数の外国人記者が参観するのは初めて」と歓迎しつつ、突如決まったプレスツアーのタイミングに関し「安倍首相の靖国参拝とは直接関係ない」と釈明した。「(安倍
農機具販売会社で米の販売もしている「福岡九州クボタ」(福岡市南区)が、営業所に設置したコイン精米機で不純物を取り除く際に残る玄米を精米し直して、「ブレンド米」として売っていたことがわかった。虫がわいていた玄米もあったというが、多くはすでに飲食店などで消費された。同社は朝日新聞の取材に「偽装と言われても仕方がない」と認め「深く反省している」とした。 【写真】当時使われていた精米機=福岡市南区 同社によると、コイン精米機は、福岡県内などの営業所に併設。農家などが主に自家用のために玄米を入れ、不純物やぬかなどを取り除き、白米に精米する。精米機には、不純物などとともに、玄米が一部残ってしまうという。 同社は、残った玄米を、従業員が集めて食べたり、転売したりしないように、2012年11月から、11カ所あった精米機から、少なくとも月に2回、回収し始めた。だが翌月から、こうした玄米を、自社の精米所に
平成26年3月期連結業績予想を下方修正し、3期連続の営業赤字の見通しとなった任天堂。春から続く不振に「ゲームは年末商戦で決まる」と望みをかけたが、果たせなかった。ゲーム機本体だけでなく、収益性の高いゲームソフトも不振と“打つ手なし”の状況にある。岩田聡社長は続投の意向を表明したが、株主からは進退を問う声が高まりそうだ。 「為替が円安になったのに利益が出せていないことは重く受け止める」。大阪市内で17日に会見した岩田社長は、厳しい状況にこう話した。 任天堂は、海外売上高が7割超の輸出偏重の収益構造で、円高是正が収益改善に大きく貢献するはずだった。しかし海外の不振が想定を上回った。逆に輸入に頼る原材料調達がコスト高となり、為替差益はほとんどなかったという。 しかも、ゲーム機だけでなくソフトも不振が続く。ゲームは赤字覚悟で本体を販売し、ソフトの売り上げで利益を回収するのがビジネスモデルだが
2004年2月から1作目『ふたりはプリキュア』、2005年2月から2作目『ふたりはプリキュア Max Heart』(C)ABC・東映アニメーション 人気アニメ『ドキドキ!プリキュア』(毎週日曜 前8:30)にかわり、2月2日からスタートする『ハピネスチャージプリキュア!』で、歴代プリキュア33人からの「10周年おめでとうメッセージ」映像が放送されることが17日、わかった。映像はすべて、新たに書き下ろし。33週にわたって1人ずつ、番組冒頭に登場し、それぞれ個性あふれるメッセージを届ける。 歴代プリキュア33人、作品別に掲載 2月2日放送のトップバッターは、シリーズ1作目『ふたりはプリキュア』のキュアブラック。スタートを飾るにふさわしい、キュアブラックらしいダイナミックな映像を準備中だ。2人目以降、どのプリキュアが登場するのかは、放送を観てのお楽しみとなっている。 プリキュアと一緒に写真が
東京都知事選の直前に医療法人「徳洲会」グループから5千万円を受け取っていた猪瀬直樹・前都知事(67)側が、当選直後の2012年12月下旬、新右翼団体「一水会」の木村三浩代表(57)に500万円を渡していたことが関係者の話で分かった。5千万円の一部である疑いがあり、猪瀬氏と徳洲会の仲介役だった木村氏への「当選の謝礼」とみられる。 関係者によると、猪瀬氏の妻が、12年12月16日の知事選で当選が決まった後の同月下旬、当選の謝礼などとして木村氏に500万円を渡したという。5千万円を預けていたとされる銀行の貸金庫には同月18日の利用記録が残っており、ここから500万円を持ち出した可能性がある。木村氏はすぐに大半を使ったという。妻は13年7月に亡くなっている。 朝日新聞の取材に対し、木村氏は500万円の受領を認め、「猪瀬さんの奥さんが『当選の謝礼』と言ってきた。『謝礼はいらないが、ちょっと貸して
【ローマ17日】セリエA、インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都(27)に対し、イングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが獲得オファーを出したと、イタリアのスポーツ番組「スタディオ・スポルト」が伝えた。コロンビア代表MFグアリンと合わせて移籍金2400万ユーロ(約34億円)を提示したという。 左サイドバックのフランス代表DFエブラとの契約が今季で満了するため後継者を探しており、イングランド代表DFベインズ(エバートン)らとともに、長友に白羽の矢を立てたという。 長友は今季、インテルでリーグ18試合に出場して5ゴールを挙げ、5位のチームを牽引(けんいん)している。一方のマンUは今夏就任したモイズ監督の下で7位に沈み、日本代表MF香川真司は出場機会を失っている。
任天堂が、2014年3月期連結業績予想の大幅な下方修正に追い込まれた。売上高は予想を3300億円も下回り、営業損益、最終(当期)損益も黒字予想から一転、赤字に陥るとの衝撃的な内容だ。面白いゲームソフトの魅力でゲーム機本体を一気に普及させ、さらに高収益のソフトを売る。この任天堂の「勝ちパターン」に消費者がついてこず、最も大きな書き入れ時の年末商戦で惨敗した。任天堂は従来の経営路線で浮上を目指すのか、新たなビジネスモデルをつくるのか、選択を迫られている。 【ネット対応で明暗…ゲーム専用機、ソニーなど好調】 17日、大阪市内での記者会見に臨んだ岩田聡社長は、「(来期に)営業利益を出せる自信がなければ、ここにいない」と巻き返しへの決意を強調した。だが、任天堂を取り巻く環境は厳しい。競争相手がゲーム専用機以外にスマートフォンやタブレット型端末にも広がっているためだ。 岩田社長はニンテンドー3DS
浜松市内の多数の小学校で児童らが下痢や嘔吐(おうと)の症状で集団欠席している問題で、市は17日、給食に出されたパンに付着したノロウイルスが原因と断定した。 給食のパンは市内の同じパン工場で製造されていた。市は同日から当分の間、パン工場を営業禁止とした。 市保健所は16日、食品衛生法に基づき、このパン工場を立ち入り検査していた。 市によると、同様の症状による集団欠席者が出ている小学校はさらに広がり、17日には3校増えて計17校となった。欠席児童数も16日より155人増えて計1060人。そのうち小1男児(7)は15日夜から入院している。15校が学校閉鎖となり、2校が学級閉鎖となった。 市はまた、16日に小学校6校で行った立ち入り検査で、便を採取した児童20人のうち、14人でノロウイルスの陽性反応が出たことも明らかにした。陽性反応の児童は各校に分布していることから、「ノロウイルスによる集
<靖国参拝>ドイツで日中外交官が舌戦、勝利の中国に拍手「日本は落胆して退場」―香港紙 Record China 1月17日(金)22時10分配信 17日、独ミュンヘンで開かれた国際会議の席上、日中の駐独外交官が安倍首相の靖国神社参拝をめぐって舌戦を展開。「中国側は場内の熱烈な拍手を受け、日本側は落胆して退場した」という。写真はドイツ・ミュンヘンのマリエン広場。 2014年1月17日、香港・文匯報によると、独ミュンヘンでこのほど開かれた国際会議の席上、日中の駐独外交官が安倍晋三首相の靖国神社参拝をめぐって舌戦を展開した。同紙は「中国側は満場の拍手を浴び、日本側は落胆して退場した」と伝えた。 【その他の写真】 それによると、同会議では中国の史明徳(シー・ミンダー)駐独大使が中国の外交政策と日中関係の現状について報告。前列に座っていた日本の水谷章・在ミュンヘン総領事に発言を求めた。水谷氏は「19
厚生労働省は17日、重い生理痛の治療薬として処方される低用量ピル「ヤーズ配合錠」(バイエル薬品)について、2010年11月の販売以降、副作用とみられる血栓症で3人が死亡したと発表した。利用者は延べ18万7千人にのぼり、バイエルに対し、添付文書に警告欄を設けて注意喚起するよう指示した。 厚労省とバイエルの発表によると、最初に報告があったのは昨年6月。20代女性の脳に血栓ができ、薬を飲み始めて13日後に死亡した。2人目は死亡後に肺に血栓が見つかった10代前半女性で、今月には肺と足の血栓症による40代女性の死亡が報告された。 20代女性と40代女性は足や頭の痛みで受診していたが、重くなるまで血栓症と診断されていなかったとみられる。症状は血栓ができた場所によって異なり、足や胸、頭の突然の痛み、舌のもつれ、視力障害などが現れる。早期の治療で重症化を防げるため、受診時にピルの服用を伝えるよう厚労省
筑波大付属病院(茨城県つくば市)は17日、生まれつき心臓の病気が二つあった体重約1100グラムの新生児の手術に成功したと発表した。ウズラの卵ほどの大きさの心臓にある肺動脈をテープでしばる手術で、体重1500グラム未満の「極低出生体重児」では難しく、成功例は国内外で10例程度しかないという。 手術を受けたのは九州地方に住む30代の夫婦の女児。手術は昨年2回行われ、今月10日に無事退院した。
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