2015年3月1日(日)、オレンジ色をした東京メトロ銀座線用の車両が大勢の子供たちを乗せて丸ノ内線を走り、赤い色が目立つ新宿駅や四ツ谷駅を通過。赤坂見附駅で銀座線の線路へ進路変更したのち、新橋駅の「幻のホーム」まで走りました。 銀座線の新橋駅には、1939(昭和14)年にわずか8か月間だけ使用されたホームが現在も残っており、「橋新」と右から横に書いたレトロな駅名表示も存在。しかし通常は関係者以外立ち入りできないため、鉄道ファンなどから「幻のホーム」と呼ばれています。 そんな大変珍しいホームが行先という変わった列車は、東京メトロが創立10周年記念行事の一環として開催した「ラッピング車両デザインコンテスト」に伴って運転されたもの。乗車していたのは、受賞者である小学生以下の子供たち34人と保護者です。そのコンテストの受賞作品でラッピングした銀座線1000系電車を使用し、「幻のホーム」まで「受
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