今日は、スタンダールの『恋愛論』で述べられている「恋の発生7段階」と、だれかに何かを買ってもらおうとするマーケティングの類似点について。 フランスの小説家スタンダールの著書『恋愛論』では、恋の発生の7段階として、次のような過程をたどると書かれています。 感嘆 相手の美点を見いだして、「ステキだな」「いいな」と思う 自問 「あの人に接吻し、接吻されたらどんなにいいだろう」などと自問する 希望 その恋が非現実的ではなく自分に可能性があると感じる 恋の発生 第一の結晶作用 相手が新たな美点をもっていることを発見する 疑惑 幸福を疑い、恐ろしい不幸に陥るのではないかと懸念する 第二の結晶作用 愛を確信する 正直なところを言うと、私は『恋愛論』を読んだことはなく、「今でしょ」の林先生がテレビで言っていたのを見ただけなんですが、ざっくりこういうことらしいです(「結晶作用」に関しては特にわかりづらいので
ヤフーは、クラウドソーシングでの軽作業を中心にした仕事、マイクロタスクの高度化・実用化に向けて筑波大学と共同研究を始めた、と9月13日発表した。ユーザーがタスクの処理に要した時間やユーザーの属性など、クラウドソーシング事業で得られる情報をヤフーが筑波大に提供。ヤフーの社内組織「Yahoo! JAPAN研究所」と筑波大の研究チームが、クラウドソーシングでタスクを効率的に処理するための研究やクラウドソーシングで解決できる新たなタスクの検討・実験などを実施する。 ヤフーは、研究成果を活用してサービス改善や顧客企業への提案に役立てる。ヤフーが運営する「Yahoo! JAPAN」は、クラウドソーシングサービスの「Yahoo!クラウドソーシング」を展開。企業の課題「タスク」をユーザーの力で解決するサービスで、2013年1月の開始以来、1400万件のタスクが15万人以上のユーザーによって実施された。筑波
人は物を買うときに、「自分が知っている人」「好きな人」「信頼している人」から買う。そんなの初耳だという人がいるかもしれないけど、ここで言いたいのは「親しさ」が信頼を生むということだ。 コンテンツマーケティングは、実際には目新しいものではない。でも最近オンラインで新たな関心を(しかもいい意味で)たくさん集めるようになってきた。世界中で、小規模企業の経営者たちがこうした実効性のあるマーケティング手法を再発見し、これを使って競争で優位に立とうとしている。 小規模企業の経営者が同業の大企業に対して持っている非常に大きな利点の1つは、対象のオーディエンスとはるかに個人的な関係を築けることだ。あなたには顔があり、声がある。人としてオーディエンスとやり取りできるし、そのためにとりわけ優れた方法は、顧客と話をすることだ。業界内のベストプラクティスをいくらかでも感じ取るには、他の人がどうやって成功しているか
今日は、スマホやタブレットの普及率、個人や企業のソーシャルメディア利用状況、企業のホームページ開設状況やインターネット広告の実施状況など多数のデータを含む、総務省「通信利用動向調査」の最新データをご紹介します。 いつもならそろそろ出ている『インターネット白書』が発行されていないので、この総務省の通信利用動向調査が、ネットの状況を把握するための詳細な調査データとしては、最も新しく有用なものとなっています。 総務省 平成24年通信利用動向調査の結果(発表資料) http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000058.html ※このページにある「調査結果のポイント」や「概要」が参考になります。 通信利用動向調査の統計調査データ http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/s
基調講演に登壇したのは、SEM専業代理店アイレップなどを経て独立し、フリーランスのSEOコンサルタントとして活躍する辻正浩氏だ。現在は大規模サイトや中小ECサイトなど数十サイトをサポートし、ハウツーサイトとして急成長している「nanapi」のSEOを手がけていることでも知られている。 新規の仕事は引き受けていないので、きょうはSEO業界の現状を、完全にポジショントークなしでお話しします。どうか空気を読んだシェアをお願いします。 このように切り出した辻氏の講演を、本レポートでは全力でシェアしていきたい。 辻氏はまず、SEO会社には、大別して「ホワイトハットSEO」「ブラックハットSEO」の2種類があることを説明した。ご存じの方が多いだろうが、あらためて紹介すると次の通りだ。 ホワイトハットSEO 検索エンジンのガイドラインに従って、Webサイトを正しく評価させるSEO手法ブラックハットSEO
ジャストシステムは、TwitterやFacebook、WordPressと連携するアクセス解析・ホームページ集客サービス「コックピット」の無償提供を11月29日から開始すると、10月5日に発表した。発表と同時に利用申し込みを開始した。 コックピットは、ホームページの運営状況の把握のほか、集客施策としてTwitterへのツイートやFacebookへの投稿を行うことができ、「集客施策の実行」「効果測定」「次の施策の立案・実行」というサイクルを円滑に進め、集客施策の継続的な実施を支援する。また、アクセス数、TwitterやFacebookの反応状況などを分析し、優良顧客となりそうなSNSユーザーの紹介、施策を行うのに効果的なタイミングや告知内容について、具体的な提案を行うという。 11月の段階では、主な機能として「Twitterクライアント」「アクセス解析」「日報メールとアドバイス」「WordP
サイトフッターリンクのような、現時点および近い将来において問題となりそうなサイトワイドリンク(サイト全体から共通して張るリンク)について解説しているこの記事、前後編の前編となる前回は、どんなサイトワイドリンクが問題になるかの例を示した。後編となる今回は、そういった場合の解決法を解説するとともに、有効なサイト内リンク戦略とそのテスト方法についても紹介する。 → まず前編を読む 問題ないサイトワイドリンクのための分類法を考える前回示したような、トラブルになる可能性が高いサイトワイドでのリンクの張り過ぎ問題を回避する最善の方法は、ページを適切にカテゴリ分け(分類)することだろう。 Distilledの社内では、こうしたカテゴリについて「ページタイプ」として議論することがよくあるけれど、要するにサイト上にあるページの階層構造の話だ。少し例を挙げてみよう。 トップページ(本来、それ自体が1つのカテゴ
マーケティングリサーチの矢野経済研究所は、国内のソーシャルメディアマーケティング支援市場に関する調査結果を6月13日発表した。2011年度の市場規模を前年度比127.5%の約59億円と推計した。「Facebook」「twitter」などソーシャルメディアの利用者が増えていることから、クチコミの影響力を意識する企業が増加したとみている。市場は今後も拡大を続け、2015年度には約87億円になると予測している。 ソーシャルメディアマーケティング支援は、ソーシャルメディア分析ツールの提供、ポリシー策定、効果測定・分析、戦略立案などのコンサルティング、専用ページや専用アプリの構築支援・運営代行などを指し、1~5月に各事業者へのヒアリングや文献で調べた。企業がソーシャルメディアに公式ページを構築する段階は一段落し、現在はページの活用や、結果の測定が求められ、分析ツールのニーズが増えている。 今後、分析
やあ、SEOmozファンのみんな。特別編の「ホワイトボード・デー」へようこそ。残念なことに、グーグルは「SSL検索」によって、検索結果からキーワード参照データを提供する方法を大きく変更してしまった。これにより、ホワイトハット的SEOを実施し、ウェブを分析し、提供されるデータから学ぼうとしている僕ら全員は、嬉しくない影響を受けることになりそうだ。 今回は、なぜこういうことが起きたのか、グーグルが何をしているのか、それについてグーグルがどう説明しているのかを解説してから、こんなことをしている本当の理由を探り、今後データが入手しにくくなる可能性がある状況で、ウェブ解析やSEOに携わる人々が取りうる行動について具体的な情報を提供しようと思っている。 SSL検索で何が変わったのか?それでは手始めに、今グーグルで検索をした場合に起こることを説明しよう。 たとえば、グーグルで「learn SEO」(SE
2ちゃんねるを超えたTwitterとFacebookの認知率TwitterやFacebookの利用率は認知率と比較して低いLinkedInやFoursquareなど、ビジネス・位置情報分野に注目最もアクティブなのは男女ともに10代と20代のユーザー「日本における」消費者や企業のソーシャルメディアの「いま」2ちゃんねるといえば、日本のインターネットに対する高い影響力で知られています。しかし、先日刊行された『ソーシャルメディア白書2012』が実施した10,715人へのオンライン調査では、TwitterとFacebookの認知率はそれぞれ96.4%と87.4%で、2ちゃんねるの85%を上回るという結果が出ました。TwitterやFacebookといった近年話題のソーシャルメディアは、一般消費者の間でも、2ちゃんねるを超えるほど知られる存在になったようです。 これから9回にわたって、『ソーシャルメ
第1部では、セミナーを企画したロフトワークの君塚 美香氏と山口 謙之氏が講演。君塚氏は、アクセス解析は戦術から入ることが多いが、研究会ではあえて戦略から入ったとし、「新手法のコンセプトダイアグラム」を用いた研究会の成果について、「小手先の技術ではなく、戦略からアクセス解析を理解して改善につなげることができると感じた。セミナー終了後にはぜひ試していただき、Webの成果を上げていただきたい」(君塚氏)と、会場へ語りかけた。 続いて、ロフトワークでマーケティングと解析を担当する山口氏は、「最近のサイトは複雑になりがちですが、コンセプトダイアグラムはサイト全体を可視化し、課題を浮き彫りにするのに有効です。自身で作ることで、知りたい指標が明確になり、何が知りたいのか見えてくる」(山口氏)と、実際にloftwork.jpを題材にコンセプトダイアグラムを作成して得た経験を伝えた。山口氏自身もアクセス解析
今日は、SEO事業者の話題を。いろんな人が「SEOやります」と言っていますが、その中身は千差万別。ルールを守るところからルール無視のところまで、いろんなタイプのSEO事業者を分類してみました。 SEO事業者といっても、ユーザーのニーズを調査してどんなコンテンツを作りサイトの構造をどうするべきかアドバイスするところもあれば、「リンク100本3万2000円」とリンクだけを売るところ、他のSEO事業者にリンクを卸すところなど、いろいろです。 SEOを依頼するならば、何をしてくれるのかを知ったうえで頼むのがいいのですが、今回はその手前、検索エンジンの利用規約やネットの一般的なルールを守るか守らないかと、検索エンジンに対する知識の深さでマッピングしてみました。 上図の横軸に示す「ホワイト」がルールを守るタイプで「ブラック」がルールを守らないタイプを、縦軸が検索エンジンに関する知識の有無を示します。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く