自分のチームは凡庸な結果となっている。 もし、あなたがリーダーでこのような感覚を持っているとしたら、おそらくあなたはチームの理想を持っていないのではないだろうか? 今回はその理由を説明していきたい。 この話は「現実」を重力と例えるとわかりやすい。 「現実」は常に重たいもので、いつでも目の前に横たわっている。一方理想はその重力に逆らって月に向かうロケットのようなものであり、飛び立つには相当のエネルギーを必要とする。 向かうべき目標を定め、仲間を集めて、飛び立つ準備をする。 理想に向かうエネルギー=本人の熱量とすると、そのエネルギーを持てている人はおそらく周囲を巻き込み、何としてもその達成に向けて問題解決しながら動いているはずだ。 どの組織においても、結果を出せている人は大なり小なりエネルギー量が多い。 一方、理想が描けていない人は、現実を突きつける今の出来事や、メンバーの意見に左右されてしま