NHKの子ども番組の初代「体操のお兄さん」を務め、声優の大山のぶ代さんの夫としても知られる俳優の砂川啓介さんが今月11日、尿管がんで亡くなりました。80歳でした。 昭和41年に「うたのえほん」が「おかあさんといっしょ」に統合されてからも「体操のお兄さん」として活動を続け、多くの子どもたちから人気を集めました。その後も俳優として活動を続ける一方、人気アニメの主人公、「ドラえもん」の声などを演じた俳優で声優の大山のぶ代さんと結婚し、仲のよい夫婦として知られていました。 おととしには大山さんが認知症になったことを公表して、介護の日々をつづった本を出版するとともに会見を開き「元気で賢かった妻が認知症になったという現実が受け入れられなかったが、世間に公表したことで私自身が楽になったせいか、最近は妻にも笑顔が増えてきたように感じます」と胸のうちを語っていました。 所属事務所によりますと、砂川さんは去年