デジタル技術を活用して駅のトイレの清掃を効率化しようと、JR西日本は、来年春、大阪市内に開業する駅に新たなシステムを導入します。 このうち東京のIT企業と共同で開発したシステムでは、トイレットペーパーのホルダーやせっけん水のボトルなどにセンサーを取り付け、端末で備品の減り具合が把握できるようにします。 これによって清掃員が備品が減ったタイミングを見極めて補充作業を行うことができるほか、トイレの扉にもセンサーを取り付けることでトイレが空いたときに効率的に清掃ができるようにします。 また、大手の住宅設備メーカーが開発したトイレの「つまり」を検知して水のあふれを防止する新たな便器も設置し、清掃作業の負担を減らしたいとしています。 JR西日本は来年春、大阪市内に開業する駅にこうしたシステムを導入して有効性を確認したうえで、ほかの駅への展開を検討するほか、将来的には高速道路のサービスエリアや空港など
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