ジェンダー平等、プライベートゾーン…今では当たり前のように学校教育などでも取り上げられているこうした話題が“タブー”と化した時期があった。たった20年前の話だ。男女共同参画社会基本法(1999年)などが施行される中でバックラッシュ(反動)が大きくなり、ジェンダーや性教育に関する多くの活動が反対派によって叩かれた。 ハフポスト日本版で取り上げてきた「差別体験授業」という取り組みがある。じゃんけんで2グループに分かれた参加者が、教員による男女差別を体験するという内容で、参加者の変化から差別の恐ろしさが伝わり大きな反響を呼んだ。
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