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ブックマーク / project.nikkeibp.co.jp (6)

  • 海の厄介者が社会課題を解決する?

    海産物を捕したり、漁網に大量にかかって廃棄処分が必要になったりするなど、ヒトデは漁業者にとって海の厄介者である。このヒトデを活用し、様々な商品を展開する企業が「ヒトデを科学する」というキャッチコピーを掲げる北海道環境バイオセクターだ。ヒトデが鳥避けや消臭洗剤といった製品に生まれ変わる理由とともに、環境問題の解決という次なる大きな挑戦を聞いた。 現在、世界には約2000種、日近海には約300種のヒトデが生息しているといわれる。漁網にかかるヒトデの量は、北海道だけで年間約1万5000トン。ヒトデがホタテなどを捕することによる漁業被害も深刻化している。また、漁具にかかった大量のヒトデの廃棄処分も、自治体や漁業者にとって大きな負担となっている。 とはいえ、ヒトデは人間に害をもたらすだけではない。漁業者を悩ませるヒトデも、やり方次第では“宝の山”となる可能性を秘めている。抗菌・滅菌作用や抗酸化

    海の厄介者が社会課題を解決する?
  • 最大寿命250歳を目指す抗老化研究とは

    米国を中心に世界では、「老いなき体」を手に入れようとする老化研究ビジネスが進みつつある。その動きを見据え、国や分野を超えた研究者のネットワークを構築しながら、「若返り」を目指した先進的な研究と社会実装化を進めているのが慶應義塾大学医学部精神・神経学教室特任講師の早野元詞氏だ。世界的なベストセラー『LIFESPAN老いなき世界』の著者、米ハーバード大医学大学院のデビッド・シンクレア教授の研究室で、老化モデルマウス「ICE(アイス)マウス」を開発した経歴を持つ。現在進めている若返り研究の成果と社会実装化の構想について、早野氏に聞いた。 サルコペニアなど老化によって進む病気の治療を若返りの突破口に 早野氏がICEマウスを開発する過程で明らかにしたのは、遺伝子のDNAの特定の部分に傷がつくと、細胞がそれを「エピゲノム」という形で記憶し、スイッチが入ったように老化が加速することだ。例えば、若い頃に日

    最大寿命250歳を目指す抗老化研究とは
  • 円安、いつの間にか悪者に もう「円高」には戻れない

    経済の“いま”が分かる、三菱UFJリサーチ&コンサルティングのエコノミストによる徹底解説コラム。今回は「円安」について。今や、円安とインフレが日経済にとって「悪者」と見なされているが、しばらく前までは「円高」こそが悪の元凶のように言われてきた。一体、どういうことなのか。(D-Com編集部) 「円高阻止・デフレ脱却」だったはずが… ついこの間まで、円高はデフレと並んで日経済を苦しめる元凶のように言われてきた。しかし、今や円安とインフレが悪者になってしまった。円高阻止・デフレ脱却が日経済を活性化する切り札のように言われてきたのがウソのようだ。 円高は日からの輸出環境を悪化させ、輸入物価の低下が国内のデフレを深刻にする。円安になれば、これと逆のことが起こるはずだったが、そうはいかなかった。確かに、資源価格が高騰している時に円安が進むと、輸入価格が一段と高騰し、国内のインフレ圧力の高まりに

    円安、いつの間にか悪者に もう「円高」には戻れない
  • 【お悩み相談】「返事だけは調子の良い部下」

    いつも返事だけ調子は良いけれど、成果や行動が物足りない若い部下に手を焼いています。細かく確認し過ぎるのも良いとは思えないですし、在宅勤務も多く、確認もしづらい現状もある中で、どのような指示の仕方をすれば、この悩みから解放されるでしょうか? (48歳、建築業) では、詳しく説明していきましょう。 問題の多くは指示するときに発生している 返事は調子が良いけれど、行動や結果が伴わない若い部下がいるという悩みの原因の多くは、実はあなたが「部下に指示をしているタイミング」に発生しています。 どういうことでしょうか? 今回のように上司を悩ませる若手が、上司の指示に対して「分かりました!」「大丈夫です!」と返事をします。この時の若手の自覚は、「指示された内容を分かっている」です。ですが、実は「分かっているつもり」なだけで「正確には、分かっていない」「上司と大事な部分の認識がズレている」状態にあることが多

    【お悩み相談】「返事だけは調子の良い部下」
  • 沼津発・食べない魚を詰めた「ヘンテコ深海魚便」が人気 地域に根差し事業化をめざす

    静岡県沼津市の「地域おこし協力隊」として戸田(へだ)地区に赴任し、「深海魚」を活用した新しい事業に取り組んでいる女性がいる。「しずおかの海PR大使」の青山沙織さんだ。観光コンテンツの企画・運営や新しい特産品の開発に従事しながら、“べられない”深海魚にも着目し、その販売事業を軌道に乗せた。魚の知識もなく、兵庫県出身の青山さんがなぜ活動拠点に戸田地区を選んだのか。そこで手に入れた地域の人とのつながりや、深海魚をブランド化する事業への思いを聞いた。 世界一大きなタカアシガニが水揚げされる「深海魚の聖地」 沼津市の最南部、伊豆半島の北西部に位置する戸田地区。面積の8割以上を山林が占め、主要産業は農林水産業だ。農林業では柑橘類の樹園地も多く、近年はみかんの原種といわれるタチバナの栽培とその加工品づくりに力を入れており、水産業では底引き網漁(トロール漁)、まき網漁、刺し網漁が盛んに行われている。戸田

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  • 想像力にたけている会社、想像力が乏しい会社

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