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手塚プロダクションは6月12日、漫画家・手塚治虫さんの作品を学習させた“AI手塚治虫”を活用して、漫画「ブラック・ジャック」の新作を制作すると発表した。今秋発行の「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)に掲載される予定。 プロジェクト名は「TEZUKA2023」。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術を活用し、「ブラック・ジャック」を学習したAIと手塚プロダクションのクリエイターが共同で制作する。「GPT-4を基盤に、クリエイターの創造的作業をサポートするAIのコンセプトを提案している」としているが、具体的にどの作業をAIが担当するかは明言していない。 プロジェクト参加者は栗原聡教授(慶應義塾大学理工学部)、村井源教授(はこだて未来大学システム情報科学部)、橋本敦史特任講師(慶應義塾大学理工学部)、手塚プロダクションの手塚眞取締役、石渡正人さん、日高海さん。 同様の取り組みは20
「サイバーパンク桃太郎」の単行本発売へ。画像生成AI「Midjourney」を駆使して作られたフルカラーコミックだ。 画像生成AI「Midjourney」を駆使して作られたフルカラーコミック「サイバーパンク桃太郎」の単行本が、新潮社から3月9日に発売される。漫画原作者のRootport(ルートポート)さんによる作品だ。B6版で1650円。電子版も発売する。 サイバーパンク桃太郎は、RootportさんがTwitterで2022年夏に発表して話題になったSF作品。書籍は、修正や加筆を行う他、描き下ろしで制作秘話や制作過程、AIの使い方などを収録する。 関連記事 AIスゴっ! 下手な漫画が秒で“プロ並み”に 「ネームだけで原稿完成」の時代に? AIイラストメーカーを使うと、平面っぽい雑な絵が、立体的で表情も動きのある、描き込まれた美しいイラストに変わった。イラストAIが、「絵を描く」の意味を変
関連記事 AIで、3歳児のラクガキが“超美麗”に!? 「Meitu」で実験してみた 最近、Twitterを騒がせているのは、スマートフォンアプリ「Meitu」の「AIイラストメーカー」だ。「AIのやつ」などと呼ばれることもある。 お絵かきAI、育児で活躍 “無限塗り絵”に4歳も夢中 塗り絵好きな子どもがいる家庭では、「子どもが好きな塗り絵をどう用意するか」がしばしば課題になる。そこで活躍するのが、お絵かきAIだ。 「10秒でイメージ通りに」 お絵かきAIが変える“デザイン” あるネットショップでの使い方 「AIお絵描きツールのmidjourneyで、アクセサリーごとにオリジナルのラッピングをしています」。輸入雑貨などのネットショップで。 まさに「世界変革」──この2カ月で画像生成AIに何が起きたのか? 2022年8月22日。日本時間にして午前4時ごろ、「世界変革」はついに実行された。「どん
AIに頼れば、絵心ゼロでもマンガのキャラクターを描けるのか? Googleの「Giga Manga」を試してみる:遊んで学べる「Experiments with Google」(第8回) 「Experiments with Google」は、Googleが人工知能(AI)や拡張現実(AR)といった最新技術の可能性を示すために、実験的な応用例を紹介するショーケースだ。膨大なコンテンツを公開しており、その多くはスマートフォンやPCで試せる。 この連載では、多種多様な応用例の中から興味深いものをピックアップ。実際に遊んだ体験レポートを通して、裏側にある技術の解説を行っていく。 読者の皆さんも、ぜひ自分の手で試しながらその仕組みを学んでもらえたらうれしい。きっと、最新技術の魅力に気付くはずだ。 誰でも簡単にマンガ風のキャラクターを描ける「Giga Manga」 連載8回目の今回は、AIの力を借りて
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