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ブックマーク / buildup-db.blogspot.com (8)

  • MySQLではできないことができるデータベース(広義)達

    自分は一応暫くMySQLの開発者だったので、MySQLでできることできないことはすぐわかる訳です。現実的な問題と対峙すること1年間、MySQLは使えることにしか使わないわけで、そうすると構築してしまうと、アラートメールが全く来ないので、水や空気のように存在を忘れてしまいます。でも、使えないことには全く使う気がしないわけで…。というわけでMySQLは結局逆にあまり触れていません。限られた範囲では完成を見ているというわけでしょうか。 データを処理して何か貯めて利用できるものをデータベースとするならば、MySQLを適用する気も起きないような領域があって、近年はそのような領域に挑む別の道具が出てきています。 今回は趣向を変えて、いろいろ現状MySQLでは扱えない問題の解決法を模索したことについて少し触れます。MySQLを離れた話題ですが、いつか遠い未来にMySQLの世界に持って帰る事柄かも知れませ

  • DBT-2 で MySQL と他のRDBMSの性能比較をしている人に騙されないように注意

    一応、立場的には第三者に戻った(MySQL/InnoDBの性能追求が仕事ではない)ので、忘れられない暗い過去にも触れてみようと思います。 未だに騙されている人が多いみたいなので、MySQL/InnoDBの名誉のために書き残さなければなりません。何度でも言いますが、性能比較は自分の目的とする処理をちゃんと比較しないとだめです。そうでなくては、騙されて当は悪い性能のものを掴まされることになります。 DBT-2と言う(TPC-Cをベースにした)ベンチマークがありますが、数多のRDBMS(商用/OSS双方)に対して独自にTPC-Cベンチマークを実装・チューニングして比較した経験のある私から見て、怪しい結果しか出ないので、長年、基無視のスタンスを取っています。 が、3年前にあろうことかMySQLの性能QAがDBT-2(nonsp:mysql)を利用していて、とある性能FIXに対して問題を指摘して

    nippondanji
    nippondanji 2015/07/06
    「ベンチマークは自分でやるまで信じない」
  • InnoDB Deep Talk #2 (仮) に引っ張りだされました。

    先日、「InnoDB Deep Talk #2 (仮)」というイベントでお話ししてきました。 「事前情報は講演者の名前のみ(内容未定)」という、振り返ってみると異常な状況にも関わらずお集まりいただきありがとうございました。 今回は、前回とは違って少しだけ公開を意識して作ったあったので公開してみます。 これで手持ちのネタは出し尽くしたので、また暫くブログの更新は無いかもしれませんがご容赦を。。。

  • 再出発します。

    ご無沙汰しています。 作ってから公開されるまでのタイムラグで思い出してまで書く余裕が無くて暫く更新をお休みしていました…。 その代わり、MySQL-5.7では細かい修正も含めてある程度思っていた通りのInnoDBの改善ができたのではないかと思います。 で、題。唐突ですが、先月末でInnoDBチームを辞しました。理由は色々ありますが、ネガティブな理由は一個もありません。願わくば、体がもう一つ欲しいくらいです。 もう一度、自分のユーザー視点を現在のものにアップデートするべく、一般ユーザーに戻ります。その方がInnoDBを更にフットワーク良く改善できると考えたからです。とはいえ、今の立場で大きな案件があるまで、新しい領域には踏み込めないでしょう。暫くはInnoDBチーム在職中に行った変更で、リリース済みのものについて解説していきます。 その後、実用的な技術情報やツール(もしも作ったら)を共有し

    nippondanji
    nippondanji 2015/02/06
    お疲れ様でした。
  • 転職等、状況のご報告

    一部の関係者や、勘の鋭い方はお気づきだと思いますが、11月にPerconaを辞して、12月よりInnoDB teamの一員として働くこととなりました。XtraDB等Perconaの製品については少なくとも現職にある限りは、関与することは今後基的にありません。 XtraDBは私にとっては、InnoDBという優れたアーキテクチャの持つポテンシャルを引き出す手段を素早く積極的に世に問うための重要なチャネルでした。しかし利用者が増えるに連れ、利用者や会社にとっては製品としての位置づけが強くなってしまったようです。この立場の違いが、開発の方針のあらゆる面での意見の相違を生んだと思います。迅速な進歩を失ってしまっては、永続的な存在意義は無いと、例え現在満足していても、将来問題に直面したときに小手先で解決できることなどもう無いのです、先に手を打たなければ。体裁を気にして将来の継続的なメンテナンスコスト

    nippondanji
    nippondanji 2011/12/05
    Welcome to MySQL team!!
  • 頂いた件の御挨拶

    (読者も少ないと思うし、日語なので、独り言的なプライベートな感じですが。) InnoDBに惚れ込み、その伝導のためにInnoDBのポテンシャルを可能な限り引き出す。それがこの5、6年の活動の根底にありました。その内のCPUスケーラビリティの問題を解析するための集大成とも言える(個人的に)セッションをMySQL CE 2010 (前回) で持たせて頂きましたが、一部の突出したユーザー極数人を除いては反応はあまり良くなかったのを覚えています。なので、自分の活動が一般のユーザーに分かる形で評価されることは無く、これは陽のあたらない縁の下の闇家業のようなものなのだと感じていたたところです。この一年は性能改善の進歩はあるのですが、一般ユーザーに説明すべき新しい知見は特に得られていなかったので、プライベートの問題解決を優先して MySQL CE 2011 の参加は見送っていました。 そのような状況下

    nippondanji
    nippondanji 2011/04/15
    ブラボーです!!受賞おめでとうございます。これからも期待しています。
  • XtraDB 5.5版 性能調整中

    色々ありましたが、最近、やっと 5.5.x 版のXtraDBを開発中で性能を確認しています。 SSD で試したりもしているのですが、今まで気にしていなかったことが意外に重要なことに色々気づいたので覚え書き。 SSD で更新系が多い処理で高性能を出すコツ 1.Linux native AIO を利用する。 (5.5 共通) SSDはIOが速いので(?)、今まで通りInnoDB内部のaioを使うとちょっと非効率で、運が悪いと暫く処理されないリクエストが出てくる可能性がありそうです。5.5 ではもう内部のaioにはパッチを当てずにデフォルト通り Linux native AIO を使うことを推奨します。使えない環境の人は、なんとか使えるようにしてからビルドしてください。。。 2.圧縮機能を利用しない。 データページの圧縮機能はSSDの折角速いIOレスポンスを殺します。もしもデータの容量がSSD

    nippondanji
    nippondanji 2010/11/30
    うーむ。さすが木下氏だ。
  • XtraDB 1周年

    そういえば、XtraDBのリポジトリにcommitしだしてから先日丁度1周年になりましたので、 XtraDB1周年 ということになりました。「冒険家」の少ない日では残念ながら効果を実感されているユーザーは少ないかも知れませんが、いつの日か急に吃驚してもらえるように来年も磨き続けていきます。 Plugin-1.0.6 ベースのXtraDBの調整は現在ほぼ終わっていて、テストが済み次第リリースされると思います。お楽しみに! とはいえ、更新をサボっているうちに紹介すべき小ネタ新機能も溜まってきましたね。。。

    nippondanji
    nippondanji 2009/12/18
    congrats!!
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