スーパーCCDハニカムEXRは、「明るさによって解像力や感度を変化させられる人間の目のメカニズムに着目」(同社)して作られた新型の撮像素子。2008年9月に開発発表が行われており、2009年早期の製品搭載がアナウンスされていた。 新開発の撮像素子は、カラーフィルター上に配置される画素を、斜め方向に同色の画素を2つ隣り合わせに配置し、その2画素を1単位として信号処理することでノイズの少ない高感度撮影を可能としている。また、画素混合を行う際にも同色の画素をそのまま組み合わせるために、偽色の発生が抑制され、クリアな画像を作り出す。この低ノイズ/高感度撮影技術を同社では「Pixel Fusion Technology」と呼称している。 また、1回の撮影でも露光時間を電気的に調整、受光量の異なる低感度と高感度の2つの画像データを作り出し、それらを合成することで、結果として1枚の写真においてダイナミッ