Published 2021/11/18 16:25 (JST) Updated 2021/11/18 16:43 (JST) 岐阜市は18日、市内の医療機関の医師が新型コロナウイルスワクチン60回分を104回に分けて接種していたと発表した。対象の55人中、抗体検査を受けた51人全員の抗体量が不十分だった。一部のワクチンは有効期限も切れていたという。 市によると、ワクチンは米ファイザー製で、医師は「接種者の体調に合わせて量を決めていた」と釈明。市はこの医療機関との委託契約を解除するとともに、希望者の再接種を進める。接種者の特定が済んだとして、医療機関の名前は公表していない。 医師は5~10月、市が配布した手引やワクチンの用法を確認せずに、独断でワクチンの量を決めていた。
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