独占禁止法に違反したとして、2009年に欧州委員会から14億3000万米ドルの制裁金を科せられたIntel。これを不服として控訴していたが、欧州裁判所は同社の訴えを退けた。 欧州裁判所は2014年6月12日、欧州委員会(EC:European Commission)が2009年にIntelに対して化した制裁金を妥当とし、制裁を不服として控訴していたIntelの訴えを退けた。 ECは2009年5月、Intelが独占禁止法に違反したとして10億6000万ユーロ(14億3000万米ドル)の制裁金の支払いを命じた。ECが反競争行為に対して科した制裁金としては、過去最高金額となる。Intelは、これを不服として控訴していた(関連記事:Intelが欧州裁判所に控訴、13億ドルの制裁金支払いに異議を表明)。 The New York Timesは、「Intelは、この決定に対して欧州最高裁判所に上訴する