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ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (63)

  • ルネサス、初の独自開発32ビットRISC-V CPUコアを発表

    ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2023年11月30日、RISC-Vベースの32ビットCPUコアを自社で独自開発したと発表した。同社は「自社開発のコアによって、急成長中のRISC-V市場のリーダーとしての地位を確固たるものとしていく」と述べている。 同社は、今回の独自開発コアによって、IoT(モノのインターネット)機器、家電、ヘルスケアや産業用システム向けにオープンでフレキシブルなプラットフォームを提供していく計画としている。ルネサスの32ビットマイコンとしては、独自のRXコアを搭載した「RXファミリー」と、Arm Cortex-Mコアを搭載した「RAファミリー」があるが、今後ここに、新たなRISC-V CPUコアを搭載した製品が加わることになる。 ルネサスが開発したRISC-V CPUコアは、コードサイズを低減しながら性能を向上させる拡張機能を含め、命令処理効率の指標である

    ルネサス、初の独自開発32ビットRISC-V CPUコアを発表
    nminoru
    nminoru 2023/12/04
  • 富岳、機械学習処理能力でも世界1位を獲得

    理化学研究所と富士通は2021年11月18日、スーパーコンピュータ「富岳」が機械学習処理ベンチマーク「MLPerf HPC」の1つで世界第1位を獲得したと発表した。MLPerf HPCは、単位時間あたりに深層学習モデルをいくつ学習できるか(スループット性能)を測定するもので、今回、富岳の約半分の規模を用いて計測した結果、他システムの性能と比較し約1.77倍の処理速度を達成したという。 今回の結果は、現在開催中のHPC(高性能コンピューティング)に関する国際学会「SC21」において2021年11月17日付(現地時間)で「MLPerf HPC v1.0」として発表された。 MLPerf HPCは、宇宙空間に分布する暗黒物質の3次元シミュレーション結果から、宇宙論的パラメーターを予測する深層学習モデル「CosmoFlow」と、地球規模の気候予測シミュレーションデータから、異常気象現象を特定する深

    富岳、機械学習処理能力でも世界1位を獲得
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    nminoru 2021/11/19
  • Armが中国事業を合弁化、EUは中国に対し警笛

    ソフトバンクは2018年6月、Armの中国事業部門の全株式の51%を、中国投資企業およびエコシステムパートナーに7億7520万米ドルで売却することにより、中国国内でArmの事業を展開するための合弁企業を設立すると発表した。これを受けてEUは、中国の法律が欧州企業の知的所有権を侵害しているとして、世界貿易機関(WTO)において訴訟を起こした。 ソフトバンクは2018年6月、Armの中国事業部門(Arm Technology China/以下、Arm China)の全株式の51%を、中国投資企業およびエコシステムパートナーに7億7520万米ドルで売却することにより、中国国内でArmの事業を展開するための合弁企業を設立すると発表した。Armは今回の合意に基づき、Arm Chinaのライセンスやロイヤルティー、ソフトウェア、サービス売上高などを全て、相当の割合で継続して受け取ることになる。 Arm

    Armが中国事業を合弁化、EUは中国に対し警笛
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    nminoru 2021/08/31
  • AWSがHabana「Gaudi」搭載のEC2インスタンス提供へ

    Amazon Web Services(AWS)は、AWSのクラウドサービスに用いられるHabana Labs製AI人工知能)トレーニング用チップ「Gaudi」ベースのEC2インスタンスを提供する。これは、Intel傘下の新興企業であるHabanaにとって大きな勝利といえる。 Amazon Web Services(AWS)は、AWSのクラウドサービスに用いられるHabana Labs(以下、Habana)製AI人工知能)トレーニング用チップ「Gaudi」ベースのEC2インスタンスを提供する。これは、Intel傘下の新興企業であるHabanaにとって大きな勝利といえる。AWSCEOを務めるAndy Jassy氏は、同社主催のカンファレンス「re:Invent」(2020年12月1日[米国時間])の基調講演で、AWSが独自のAIトレーニングチップ「Trainium」を開発したことも発表

    AWSがHabana「Gaudi」搭載のEC2インスタンス提供へ
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    nminoru 2020/12/07
  • 64ビットRISC-Vコア、4.25GHzで1万1000CoreMark

    米Micro Magicが、世界最速をうたう64ビットRISC-Vコアを発表した。「Apple M1」チップや「Arm Cortex-A9」コアベースのチップにも追い付ける性能を実現できるとする。同社は、「RISCのベテラン共同開発者であるDavid Patterson氏が当初掲げていたRISCアーキテクチャ構想をうまく実行することにより、既存の電池式デバイスの電力バジェットの範囲内で快適に動作させることが可能になった」と考えているようだ。 Micro Magicは2020年10月末に、「当社が開発した64ビットRISC-Vコアは、5GHzのクロック周波数と、1.1Vで1万3000のCoreMark値を達成した。公称電圧0.8Vで動作する単一のコア(シングルコア)は、4.25GHzで1万1000CoreMarkを達成し、消費電力はわずか200mWである」という、たった二つの文だけの簡潔なリ

    64ビットRISC-Vコア、4.25GHzで1万1000CoreMark
  • NVIDIAのMellanox買収、中国の承認取得で完了間近

    NVIDIAは、データセンター向けインターコネクト企業であるイスラエルのMellanox Technologies(以下、Mellanox)を69億米ドルで買収する計画に対して、中国当局の承認を得たことを発表した。中国当局の承認の獲得は、この取引における最後のハードルとなっていた。 NVIDIAは、データセンター向けインターコネクト企業であるイスラエルのMellanox Technologies(以下、Mellanox)を69億米ドルで買収する計画に対して、中国当局の承認を得たことを発表した。中国当局の承認の獲得は、この取引における最後のハードルとなっていた。買収手続きは2020年4月27日ごろに完了する見通しだ。 米中貿易戦争が続く中、国家市場監督管理総局(SAMR)がこの決定を下すまでに1年以上の時間がかかった。過去には、Qualcommが中国の承認を得られずにNXP Semicond

    NVIDIAのMellanox買収、中国の承認取得で完了間近
  • 既存のメモリと次世代のメモリを比較する

    既存のメモリと次世代のメモリを比較する:福田昭のストレージ通信(134) 半導体メモリの勢力図(5)(1/2 ページ) 今回は、DRAMやNANDフラッシュメモリなど既存のメモリと、MRAM(磁気抵抗メモリ)やReRAM(抵抗変化メモリ)といったエマージング・メモリ(次世代メモリ)の特徴を比較する。 既存の半導体メモリが抱える弱点 2018年8月に米国シリコンバレーで開催された、フラッシュメモリとその応用製品に関する世界最大のイベント「フラッシュメモリサミット(FMS:Flash Memory Summit)」で半導体市場調査会社Objective AnalysisでアナリストをつとめるJim Handy氏が、「Flash Market Update、2018」のタイトルで講演した半導体メモリ市場に関する分析を、シリーズでご紹介している。 なお講演の内容だけでは説明が不十分なところがあるの

    既存のメモリと次世代のメモリを比較する
  • 日立、演算規模が可変なCMOSアニーリングマシンを開発

    日立製作所は2018年6月15日、解くべき問題に対応して演算規模をスケーラブルに構成できる世界最大規模のCMOSアニーリングマシンを開発し、同年8月よりパートナー向けにクラウドサービスとして公開すると発表した。 日立製作所は2018年6月15日、解くべき問題に対応して演算規模をスケーラブルに構成できる世界最大規模のCMOSアニーリングマシンを開発し、同年8月よりパートナー向けにクラウドサービスとして公開すると発表した。 従来技術のマシンでは、搭載するCMOSアニーリングチップを問題規模に応じて都度設計、開発する必要があり演算規模の拡張に制約があった。今回発表したマシンでは、複数のチップ同士を相互接続するネットワークを新たに採用したことで、演算規模をスケーラブルに拡張することができる。 世界最大規模となる10万2400パラメーターの問題に対応が可能 同社は、膨大な計算量が必要な「組合せ最適化

    日立、演算規模が可変なCMOSアニーリングマシンを開発
  • 中国が次に狙うのはEDA業界か Cadence幹部の見解

    中国が次に狙うのはEDA業界か Cadence幹部の見解:“中国版Cadence”が欲しい?(1/3 ページ) AI人工知能)や半導体などの分野に積極的に投資している中国。Cadence Design Systemsの経営幹部は、中国が次に狙っているのはEDA業界ではないかとの見方を示している。 ベテラン投資家であり、Cadence Design Systems(以下、Cadence)のチーフエグゼクティブを務めるLip-Bu Tan氏は、「中国が半導体市場における優位性の確立を目指していく上で、まだ投資の余地がある分野としては、マシンラーニング(機械学習)用アクセラレーターが挙げられる。EDAメーカー各社は、システムレベルへと移行していく必要がある」と主張し、半導体ロードマップ関して強気な見方を示している。 Cadenceのユーザーは、何らかの種類のシステムメーカーが全体の約40%を占

    中国が次に狙うのはEDA業界か Cadence幹部の見解
  • IoTの電力を担うエネルギーハーベスティングの可能性と課題

    IoT(モノのインターネット)の時代では、多くのセンサーが使用される。そうしたセンサーの電力コストや電池交換の手間を減らせるエネルギーハーベスティング技術について考察する。 エネルギーハーベスティングとは 周囲の環境からエネルギーを収穫(ハーベスト)して電力に変換する技術をエネルギーハーベスティングという。太陽光や室内光、振動や温度差によって発電する素子やモジュールは数多く研究されており、身の回りでもソーラー電卓や振動で発電するクオーツ腕時計など既に実用化されているものもたくさんある。 さらに時代をさかのぼっても、鉱石ラジオは電波をエネルギーに変換し、自転車のダイナモは回転運動を電気に変えている。 技術分野としては光や振動、電波など広範にわたるが、IoT(モノのインターネット)時代を迎えてあらためて注目を集めている。 IoTとエネルギーハーベスティング IoTという言葉はすっかり一般化して

    IoTの電力を担うエネルギーハーベスティングの可能性と課題
  • ルネサス、監視カメラ向けイメージセンサー参入

    ルネサス エレクトロニクスが、これまでは特定顧客向けに販売していたCMOSイメージセンサー製品の一般向け販売を開始する。一般販売を行うのは、既に量産中の212万画素CMOSイメージセンサーと、848万画素CMOSイメージセンサーである。 ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2017年8月30日、CMOSイメージセンサー製品の一般向け販売を開始すると発表した。従来、特定顧客向けに販売していた製品の一般販売を開始するとともに、ハイエンドネットワーク監視カメラ用途に特化した848万画素CMOSイメージセンサーを開発し2017年8月からサンプル出荷を開始する。 ルネサスは、高級デジタルカメラなどに向けたハイエンドCMOSイメージセンサーの開発、販売を行ってきたが、これまで販売先は特定顧客に限ってきた。今回の発表は、販売領域を特定顧客以外にも広げるというもの。 一般販売を行うのは、既に量産

    ルネサス、監視カメラ向けイメージセンサー参入
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    nminoru 2017/09/03
  • USB PDとType-Cの規格適合試験、1台で対応

    テレダイン・レクロイ・ジャパンは、USB 3.1プロトコルアナライザー「Voyager M310P」を発表した。1台でUSBパワーデリバリー(PD)とType-Cのコンプライアンステストに100%対応することができるという。 アイダイヤグラムとビットエラー機能などを搭載 テレダイン・レクロイ・ジャパンは2017年7月、1台でUSBパワーデリバリー(USB PD)とUSB Type-Cのコンプライアンステストに100%対応できるUSB 3.1プロトコルアナライザー「Voyager M310P」を発表した。 テレダイン・レクロイ製のVoyagerは、これまでもUSB関連の規格適合や互換性試験における公認試験機として、広く用いられてきた。新製品のM310Pは、USB PDとType-Cのコンプライアンステストをワンストップで行えるようにした測定器である。 アイダイヤグラムとビットエラー機能を新た

    USB PDとType-Cの規格適合試験、1台で対応
  • Bluetooth mesh、数千の端末で相互通信が可能に

    新しいBluetoothネットワークとして、メッシュネットワークトポロジーを採用した「Bluetooth mesh」が登場した。主にFA(ファクトリーオートメーション)やBA(ビルディングオートメーション)などの産業用途向けで、数千に上るノードをサポートできるようになる。 メッシュネットワークをサポート Bluetooth Special Interest Group(以下、Bluetooth SIG)は2017年7月18日(米国時間)、メッシュネットワークをサポートする「Bluetooth mesh」を発表した。数千にも上るデバイス間の相互接続が可能になる。1つ1つのデバイスの通信距離は従来のBluetoothと変わらないが、多数のデバイスを相互接続することで、極めて広範なエリアをカバーできることになる。 「Bluetooth mesh」の利用イメージ。オフィスの照明などのビルディングオ

    Bluetooth mesh、数千の端末で相互通信が可能に
  • FPGAが可能にするIoTエッジコンピュータ

    PALTEKは、「第6回 IoT/M2M展【春】」で、「FPGAを用いたIoT(モノのインターネット)エッジコンピューティング」や「インダストリアルIoTパッケージ」などのデモ展示を行った。 グローバル対応の産業用IoTゲートウェイも PALTEKは、「第6回 IoT/M2M展【春】」(2017年5月10~12日、東京ビッグサイト)で、「FPGAを用いたIoT(モノのインターネット)エッジコンピューティング」や「インダストリアルIoTパッケージ」などのデモ展示を行った。 FPGAを用いたIoTエッジコンピューティングの事例では、ブース内に設置したカメラで会場内を任意に撮影した映像の中から、人の顔らしき映像を検知すると、その特徴などから顔であることを認識するデモを行った。機械学習(推論)に適したロジック回路をFPGAに実装しておくことで、カメラで取り込んだ画像データの整理や選別から推論、加工

    FPGAが可能にするIoTエッジコンピュータ
  • 64ビット4コアCPUが5ドル、中国メーカーの価格破壊

    およそ1年前の2016年3月、シングルボード・コンピュータ「Raspberry Pi」の最新版として「Raspberry Pi 3(ラズパイ3)」が発売された。ラズパイ3では、基機能はそのままに、CPUが64ビット化されている。 だが、64ビットのシングルボード・コンピュータではラズパイよりも先に64ビット化に取り組んでいるメーカーがあった。PINE64である。 図1は、2016年に発売された64ビットシングルボード・コンピュータ「PINE64」の梱包および基板の様子である。 PINE64はクラウドファウンディングKickstarterで2015年に資金を調達し、当初の予定ではラズパイ3よりも先に64ビット版として発売されるはずであった。若干の不具合があったようで、その修正に時間がかかった結果、ラズパイ3に販売時期で先を越されてしまった。だが、その直後にリリースされ、滑り出しは上々のよう

    64ビット4コアCPUが5ドル、中国メーカーの価格破壊
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    nminoru 2017/04/11
  • 近代科学の創始者たちに、研究不正の疑いあり(天動説の「再発見と崩壊の始まり」編)

    近代科学の創始者たちに、研究不正の疑いあり(天動説の「再発見と崩壊の始まり」編):研究開発のダークサイド(9)(1/3 ページ) プトレマイオスの「数学集成(アルマゲスト)」を「再発見」することに大きく貢献したレギオモンタヌスは、「再発見」以降に同書を最初に批判した学者でもあった。「数学集成(アルマゲスト)」の欠点に気付いたレギオモンタヌスは、新しい天文学理論の構築に取り掛かる。しかし、レギオモンタヌスが早逝したことにより、その試みは、ついえる。後を引き継いだのが、地動説への一大転換を果たすことになるコペルニクスであった。 ラテン語の「天動説」抄訳はギリシア語の原典よりも優れていた シリーズの前回は、天動説から地動説への一大転換のきっかけとなったのが、天動説の数学的理論体系が15世紀後半に西欧社会で精密な形で紹介されたこと、すなわち天動説の「再発見」にあったことをご紹介した。前回の文章

    近代科学の創始者たちに、研究不正の疑いあり(天動説の「再発見と崩壊の始まり」編)
  • 常時オンの分散プロセッシングを可能にするFPGA

    ラティスセミコンダクターは、2016年12月12日に発表したモバイル機器市場向けのFPGA「iCE40 UltraPlus」の説明会を開催した。従来品と比較して、多くの機能を新たに追加。常時オン接続で複数のセンサーバッファを、低消費電力で実現することが可能という。 モバイル機器やIoTエッジデバイスに ラティスセミコンダクターは2016年12月20日、同年12月12日に発表したFPGAの新製品「iCE40 UltraPlus」(以下、UltraPlus)の説明会を開催した。主にモバイル機器市場に向けて、同社が展開してきた「iCE40 Ultra」ファミリー。UltraPlusは、従来シリーズと比較して機能を増やした製品となっている。 最大5000LUTのロジック領域を持ち、1MビットのRAMを新たに内蔵、DSPを8個に増やした。従来シリーズ「iCE40 Ultra」と比較すると、メモリ容量

    常時オンの分散プロセッシングを可能にするFPGA
    nminoru
    nminoru 2016/12/22
  • 沈黙する人工知能 ~なぜAIは米大統領選の予測に使われなかったのか

    沈黙する人工知能 ~なぜAIは米大統領選の予測に使われなかったのか:Over the AI ――AIの向こう側に(5)(1/9 ページ) 世界中が固唾をのんで、その行方を見守った、2016年11月8日の米国大統領選挙。私は、大統領選の予測こそ、人工知能AI)を使い倒し、その性能をアピールする絶好の機会だとみていたのですが、果たしてAIを手掛けるメーカーや研究所は沈黙を決め込んだままでした。なぜか――。クリントンvsトランプの大統領選の投票を1兆回、シミュレーションしてみた結果、その答えが見えてきました。 今、ちまたをにぎわせているAI人工知能)。しかしAIは、特に新しい話題ではなく、何十年も前から隆盛と衰退を繰り返してきたテーマなのです。にもかかわらず、その実態は曖昧なまま……。連載では、AIの栄枯盛衰を見てきた著者が、AIについてたっぷりと検証していきます。果たして”AIの彼方(か

  • 不揮発SRAMでプロセッサの待機時電力を大幅削減

    東京工業大学の菅原聡准教授らによる研究グループは、マイクロプロセッサの待機時電力を大幅に削減できる技術を開発した。低消費電力技術(パワーゲーティング)に不揮発性SRAMを用いることで実現した。 メニーコアプロセッサに極めて有効 東京工業大学科学技術創成研究院未来産業技術研究所の菅原聡准教授らによる研究グループは2016年11月、マイクロプロセッサの待機時電力を大幅に削減できる技術を開発したと発表した。低消費電力技術(パワーゲーティング)に不揮発性SRAMを用いることで実現した。 高性能なマイクロプロセッサや、モバイル機器などに搭載されるSoCなどでは、トランジスタのリーク電流による待機時の消費電力を、いかに低減するかが大きな課題となっている。この問題を解決するため、コア部の電源を遮断するコアレベルパワーゲーティング技術が注目されている。ところが、これまでは電源遮断時にレジスターやキャッシュ

    不揮発SRAMでプロセッサの待機時電力を大幅削減
  • Intel、IoTを巡ってARMと対決

    Intelがこのほど、自動車、産業機器市場向けのリアルタイム性能を備えた新SoCを発表したことで、ARMとのIoT(モノのインターネット)の市場を巡る戦いが激化しつつある。 マイコン市場17位のIntelだが…… IntelとARMが、マイクロプロセッサアーキテクチャを構築することを競い合うように発表したことで、モノのインターネット(IoT)を巡る戦いが激化した。 Intelは、同社製品では初めて自動車、産業機器市場向けのリアルタイム性能を備えたAtom SoCを発表した。一方のARMは、Intelの社から2マイル足らずのところで年次の開発者会議を開催し、ローエンドのマイコン(MCU)用コアに安全性をもたらそうとしていることを明らかにした。 ARMが独自のMCU用コア「Cortex-M」を武器に、新たに起こりつつあるエンドノードを巡る戦いをリードしているのは明らかだ。一方、世界最大の半導

    Intel、IoTを巡ってARMと対決