今週、「極渦(Polar Vortex)」がアメリカの中西部と東海岸を襲い、数百万人が氷点下の気温を体験している。 極渦とは、北極圏と南極圏の上空を循環する冷たい空気の塊。時々、循環は不安定になり、北極の冷たい空気が南に流れ込む。 1月31日朝、シカゴの体感温度は華氏マイナス45度(摂氏約マイナス43度)を記録した。例年よりはるかに低い。 アメリカ国立気象局は、数分で凍傷になる恐れがあると警告している。 北極の氷が溶け続ければ、極渦現象はより頻繁に発生するようになる可能性がある。 「極渦(Polar Vortex)」が北米まで南下している。2014年以来のことだ。 中西部、およびニューイングランドの一部地域の住民、合わせて8400万人以上は、氷点下の寒さを体験しているとCNNは報じた。またCNNによると、中西部と北東部の1億4000万人に対して、低い体感気温についての勧告が出ている。 1月
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