『TPPなしでは・・』という以前に、もっと根源的な問題がある。 TPPの善悪、是非は、むしろそれを使う人間にすべてがかかるはずである。そして、最初から交渉そのものを拒否するのは、自由経済でも、民主主義でも、最悪の姿勢だ。『話を聞かない』人間ほど、始末に負えないものはないのではないか?。 まず交渉のテーブルにつき、主張をしっかり行う。これが出来た分、韓国が前に出るのはむしろ当然であり、それが出来ない相手は、誰でも不信を抱くという事に、気づかない方がおかしい。しかも、口ではどんどんやると民主党は言っている。 この2年、鳩山にしろ菅にしろ、『開かれた国家』と国連を始め公式の場で繰り返し、繰り返し言い続けてきた。つまり、民主党はTPPの交渉を拒否する選択肢は、最初から持ちえないのである。『そんなつもりで言ったのではない』と見苦しい言い訳をしたいかもしれないが、何しろ大口をたたいた場所が場所だ。 国
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