村上春樹氏の新刊が発売された。自伝的エッセイ「職業としての小説家」。本の帯コピー。 誰のために書くのか、どのように書くのか、そしてなぜ小説を書き続けるのか、小説を書くための強い心とは。 この本を買った理由 この新刊を買ったのは、僕が小説家志望ということではなく、村上春樹が河合隼雄に会い行った最後の章が読みたかったからだ。自伝的エッセイの最終章に河合隼雄が配されているのが気になったのだ。 ちょっと失礼なのかもしれないけど、小説作法のこういった話は、ハルキストもとい村上主義者はこれまでにテキストで慣れ親しんできたからね。 僕は河合隼雄に会いに行った この本を買った理由をもう少し詳しく説明すると、それは個人的な記憶にあるんだ。 大学の一般教養の授業だったと思うだけど河合隼雄の演習みたいなのが特別に一回あってそれに出たら出席者がたったの三人だった。その時は河合隼雄は名前ぐらいしか知らなかったんだけ
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