岐阜市の図書館複合施設「ぎふメディアコスモス」にある市中央図書館の開館一周年を記念し、元総務大臣の増田寛也氏が三十日、「図書館とまちづくりの未来」をテーマに講演した。 増田氏は、社会性の高い施設の中で図書館の利用率が一番高いとの統計を示し、「市民らの知的な欲求の高さは、昔も今も変わらない」と説明。今後、人口が減る中で「集客力や中身を考えると図書館を中心にしたまちづくりが合理的」と話した。
鳥羽・志摩地域と石川県輪島市の海女をパネルで紹介した展示が六日、津市一身田上津部田の県立図書館文学コーナーで始まった。十八日まで。入場無料。 三重と石川両県の海女漁の方法や活動時期などを、写真や地図の入ったパネル十五枚で紹介。輪島ではアワビを岩からはがすための金属製の道具「オービガネ」を使い、鳥羽・志摩ではヘラ状の「ノミ」を使うなど、それぞれの違いを知ることができる。 海女漁の技術は、三重県は昨年一月に、石川県は昨年六月にそれぞれ県無形民俗文化財に指定されたことで、両県が共同展を企画した。三重県教育委社会教育・文化財保護課の担当者は「展示で海女さんの実情や歴史を知ってもらえたら」と話す。十三日は休館。
トップ > 滋賀 > 5月2日の記事一覧 > 記事 【滋賀】 南アに図書館車寄贈 彦根で15年間活躍 Tweet mixiチェック 2014年5月2日 南アフリカへ寄贈される先代のたちばな号=彦根市で(市立図書館提供) 彦根市立図書館の巡回図書館車両として十五年半にわたり活躍した先代の「たちばな号」が、南アフリカの小学校に寄贈される。現地の子どもたちに本を届けるという新たな使命を与えられ、社団法人「日本外交協会」(東京都)を通じて五月下旬に海を渡る。 先代のたちばな号は五代目で、マイクロバスを改造し三千冊を収容できた。一九九六年十月から二〇一二年三月まで市内の各地を走り、読書の楽しみを届けた。 日本外交協会はリサイクル援助事業として十七年前から、国内で役目を終えた救急車、消防車、図書館車両などを再整備して途上国に寄贈している。七百台近くを各国へ贈っており、南アフリカにはすでに三十二台の図
トップ > 富山 > 4月28日の記事一覧 > 記事 【富山】 重文をネット公開 古地図など 射水・新湊博物館 Tweet mixiチェック 2014年4月28日 ネットで高精細画像が公開された「加越能三州郡分略絵図」=射水市新湊博物館提供 射水市新湊博物館は二十七日、江戸時代の古地図「加越能三州郡分略絵図」など石黒信由(いしくろのぶよし)(一七六〇~一八三六年)と子孫が製作した国指定重要文化財(重文)の測量図や古文書などの高精細画像をインターネットで公開した。 石黒信由は射水郡高木村(現射水市)出身。和算を学んだ後、測量図製作や測量器具開発を手掛けた。信由と子孫三人ゆかりの資料一万二千点は「高樹文庫」として同博物館が管理。このうち三千七百六十四点が重文で、残りが県の文化財に指定されている。 ネット公開は、重文のうち歴史的価値が高い六百点が対象。今回は、加越能三州郡分略絵図など八十七点を
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 新聞協会、加盟社「指導」を拒否 防衛省の要請に Tweet mixiチェック 2014年3月19日 18時24分 沖縄県石垣市への陸上自衛隊配備をめぐる琉球新報社の記事について、防衛省から抗議を受けた日本新聞協会は19日、「加盟各社の個々の報道について指導・監督する団体ではなく、申し入れを受け入れる立場にはない」とする文書を同省宛てに郵送した。 琉球新報社は2月23日付朝刊で、石垣市の2カ所が陸上自衛隊の部隊配備先として絞り込まれていると報道した。 防衛省は琉球新報社と新聞協会に「石垣市長選告示日に事実と違うことが報道され、選挙の公正性に影響を及ぼしかねない」として抗議する文書を送付。新聞協会には「正確な報道が望まれる」と加盟社への指導を求めていた。 (共同) この記事を印刷する PR情報 Ads by Yahoo!リスティング
トップ > 長野 > 3月14日の記事一覧 > 記事 【長野】 手作りのしおり図書館に4200枚 上郷小4年生が寄贈 Tweet mixiチェック 2014年3月14日 手作りのしおりを持って笑顔を見せる子どもたち=飯田市上郷黒田の市立上郷図書館で 飯田市上郷小学校の四年四組の児童三十四人が十三日、上郷図書館を訪れ、手作りのしおり約四千二百枚を贈った。 児童たちは、社会科の授業で上郷図書館の歴史を学び、一九三六(昭和十一)年に地元の青年会が私費で図書館を建設したことを知った。図書館を今後も広く利用してもらうために、自分たちにできることを考え、返却期限を伝えるしおりを作ることを決めた。しおりには、リニア中央新幹線や飯沼諏訪神社など、地域を紹介するシールを貼った。 贈呈式では、児童が「青年会の人たちの気持ちを受け継いでください」と、図書館職員にしおりを手渡した。司書の宮下裕司さん(42)は「
トップ > 滋賀 > 3月11日の記事一覧 > 記事 【滋賀】 小さな豆本に驚き 長浜・びわ図書館で120点展示 Tweet mixiチェック 2014年3月11日 手のひらに乗るかわいらしい本が並ぶ会場=長浜市難波町のびわ図書館で 長浜市難波町のびわ図書館で、手のひらに乗るほど小さな本を紹介する「豆本展~小さな本の世界~」が開かれている。十六日まで。 豆本は一般的には縦横十センチ以下の小さな本のこと。会場には、同市川道町の故・蓮(はちす)弘之さんが趣味として一九七五~九〇年に全国で収集したコレクション約三百点のうち百二十点を展示している。 びじゅぶっく・ほしの(東京)出版の「蟻(あり)」は縦横一・四ミリの世界最小の豆本で、驚かされる。たばこの空き箱に入った縦三・七センチ、横七センチの「たばこ珍話」や表紙に使用済み切符を使った切符サイズの「蒸気機関車名鑑」など、ジャンルや大きさがさまざま
トップ > 長野 > 2月18日の記事一覧 > 記事 【長野】 DBアクセスで全国9位 塩尻市立図書館 Tweet mixiチェック 2014年2月18日 レファレンス事業への貢献に対し国会図書館から届いた礼状=塩尻市立図書館で 全国の図書館のレファレンス(質問回答)事例をインターネット上で公開する「レファレンス協同データベース(DB)」で、塩尻市立図書館への昨年一年間のアクセス数は三万六千三百三十八件で、全国九位に入ったことが分かった。アクセス数が三万件を超えたとして、DBを主管する国立国会図書館から礼状が市立図書館に届いた。 市立図書館は、所蔵する書籍や雑誌などを活用し、利用者から寄せられた質問に司書が答えるレファレンスサービスを実施。その事例を、全国約五百八十の図書館が参加する協同DBに提供(登録)している。 昨年十二月末現在、市立図書館のDB登録件数は百七十七。レファレンスの取り
トップ > 石川 > 11月13日の記事一覧 > 記事 【石川】 車両図鑑など50点 松任図書館に展示コーナー Tweet mixiチェック 2013年11月13日 新幹線本を紹介する図書館の職員=白山市松任図書館で 二〇一五年春に北陸新幹線金沢開業を控え、白山市松任図書館(古城町)は、同館一階展示コーナーに新幹線関連の図書を集めて展示している。十二月一日まで。 国内で最も歴史のある東海道新幹線の開業秘話をつづった「新幹線開発物語」や、九州新幹線のデザイナー水戸岡鋭治さんに迫った「幸福な食堂車」、車両の写真がふんだんに掲載された子ども向けの図鑑など五十点ほどが並ぶ。 図書館によると、列車名の決定など新幹線絡みのニュースが新聞やテレビを連日にぎわせるのを受け、日ごろは鉄道ファンや児童らに読者が限られていた図書も次々と貸し出されているという。 (谷知佳) この記事を印刷する PR情報 Ads
トップ > 滋賀 > 6月13日の記事一覧 > 記事 【滋賀】 県立図書館、19日から電子図書実証実験 Tweet mixiチェック 2013年6月13日 県立図書館(大津市瀬田南大萱町)は電子図書サービスの実証実験を十九日から始める。サービス導入を検討するためにニーズを探り利用者の感想を集める狙い。実証実験では専門書や学術書などを中心に和書五百タイトルと洋書二千八百タイトルを提供する。実験はサービスを利用するモニターを募集しながら八月三十一日まで実施する。 インターネット、スマートフォンやタブレット端末の普及を受けて初めて取り組む。実験で提供するのは県立図書館の蔵書ではなく、米国の情報サービス会社「エブスコ」が保有する電子図書。同社の日本での窓口となっている紀伊國屋書店の協力を得て、モニターに“貸し出し”をする。 電子図書サービスは、図書館に足を運ばなくてもインターネットを通じて書物が
トップ > 愛知 > 5月29日の記事一覧 > 記事 【愛知】 大学蔵書借りられます 稲沢市立図書館、1日から Tweet mixiチェック 2013年5月29日 稲沢市の市立図書館が六月一日から、市内の名古屋文理大と愛知文教女子短大の図書を貸し出すサービスを始める。両大学の図書館が所有する計十二万二千冊を対象に、市民の希望に応じて、市立図書館が大学から取り寄せる。両大学が強みとする栄養学や子育ての専門書をはじめとした蔵書が利用でき、市民の読書の幅が大きく広がりそうだ。 サービスを実施するのは中央図書館(正明寺)、平和町図書館(平和町)、祖父江の森図書館(祖父江町)。 利用者はいずれかの窓口を通じて、希望する大学の図書を申し込む仕組み。申し込みがあれば、図書館は週に一度、大学からまとめて図書を取り寄せ、利用者に貸し出す。 大学にある図書は各大学のホームページ上で公開され、自宅や市立図書館
トップ > 暮らし・健康 > 暮らし一覧 > 記事 【暮らし】 注目の「生きている図書館」 障害者や性的少数者らが本の役割 Tweet mixiチェック 2013年5月9日 駒沢大生らが2010年に開いた「生きている図書館」=東京都世田谷区で(坪井ゼミ提供) 障害のある人やホームレスなど誤解や偏見を持たれやすい人たちを「生きている本」に見立てて、本と読者が語り合う「ヒューマンライブラリー」(生きている図書館)が注目され始めている。普段話せない人とじかに語り合うことで、読者は誤解や偏見から離れた新しい視点を得られる。どのようなイベントなのか紹介する。(白井康彦) ヒューマンライブラリーは、デンマークで二〇〇〇年に始まった。世界六十カ国以上に広がり、日本では〇八年から東京都、埼玉県などで開かれてきた。 十一日には、名古屋市の愛知県司法書士会館で「生きてる図書館」というイベント名で開かれる。
トップ > 石川 > 7月14日の記事一覧 > 記事 【石川】 図書館車ぶっくる引退 志賀で本と幸せ運んだ16年 Tweet mixiチェック 2012年7月14日 車内で本を借りる手続きをする園児 巡回なくなり老朽化 志賀町の移動図書館車「ぶっくる」が、十六年間の役目を終えた。「移動図書館車ぶっくるが来ました…」とスピーカーから海べりで、山あいで声を響かせて本を運んだが、十一日にとぎ、ますほ両保育園を巡ったのが最後の仕事となった。(青木真) ぶっくるは、一九九六年十月、合併前の旧富来町図書館が運行を始めた。大型ワンボックス車内の本棚に八百冊の本や紙芝居を積んでおり、大人が二、三人、子どもでも四、五人が入ればいっぱいの狭さ。 当初は小中学校や病院、福祉施設のほか地区ごとに決めた場所に止まり、近くの住民が利用。図書館で借りた本をぶっくるで返すこともできた。 16年間の活躍に幕を下ろした「ぶ
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