今年の4月からTBS系列局で第二期が放送されている『けいおん!!』。先月にカルチャー情報誌『CUT』(ロッキングオン発行)の表紙、今月9日には、小学館発行のモノマガジン系雑誌『DIME』の表紙を飾るなど、最近ではアニメ誌のみならず一般誌でも取り上げられるようになった。こういう系統の雑誌ではジブリ作品やエヴァンゲリオンなど、ある程度一般に知られたものが表紙を飾ることは何度かあったが、最近の放送形態の主流である深夜アニメとなると前例がない。なぜ『けいおん!!』がこれほど取り上げられる様になったのだろうか。 考えられる理由としては、深夜アニメとしては異例のTBS系列28局での全国放送ということがあるのだろうが、それ以上に音楽やキャラ版権で売れるという、優秀な映像コンテンツという側面が、カルチャー情報誌で取り上げる大きな要素といえるだろう。 00年代後半から深夜枠アニメは、それまでのオリジナルアニ
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