福祉のことを議論する上で、よく引き合いにだされるスウェーデン。お年寄りが笑顔で不自由もなく老後を満喫している光景が映し出される。見ていると何もかもがバラ色でパラダイスであるかの印象を受けたことはない? もしくは、ニュース番組やワイドショーの合間に「今日はスウェーデンからこんな話題」とか言って、スウェーデンでは高税率にも関わらず、みんな不平も言わず、こぞって税金を払い、高水準の社会サービスを享受しているといった短いレポタージュが流される。 このように表面的に伝えられるスウェーデンに関する報道も、確かに正しい面は一部ある。しかし、すべてバラ色に飾り立てられ、そのすばらしい面だけが誇張されると、ホントにそうなの? と疑ってかかる人が出てきてもおかしくはない。実際、このような一方的で表面的な報道が、スウェーデンという国を一層わかりにくく、どこか遠いところにある不思議な国にしてしまっていることが往々
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