「幻の新橋駅ホーム」で見た謎の15センチ 2007年12月01日 東京メトロ銀座線の「幻の新橋駅ホーム」が1日、一般に公開された。アサヒ・コム記者は現地におもむき、多くの謎を発見した。関係者に疑問をぶつけてみたが――。(アサヒ・コム編集部) 〈写真特集〉はこちら 幻の新橋駅の壁にある駅名標 タイル作りだ ホームと電車の床に間にある「謎」の段差。これを補うために、電車の床にはスロープの板が置かれている。 車内から見た段差。スロープの高さは15センチはある 丸いアーチ型の柱が残る。〈写真特集〉はこちら 現在の新橋駅の改札口を出て、8番出口へ向かう通路の途中。「関係者以外立入禁止」と書かれた銀色の金属製扉の向こうに、幻のホームは静かに眠っていた。 2本の線路の両脇にホームがある「対向式」。だが、ホームとして残っている部分はごくわずかで、会議室、駅員の休憩スペース、トイレなどが、ホームの上に「建て
芸術、潜る 施設やイベント地下に続々 2007年11月27日11時48分 この秋目立つ、アートと地下空間の「恋愛関係」。暗闇で楽焼の美を浮かび上がらせる展示施設が登場したり、完成前の地下駅でアートイベントが開かれたり。ずばり「地下展」なる展覧会も開催中だ。そして、究極の閉ざされた地下とも呼ぶべき、日本銀行の地下金庫まで現代美術展の会場になってしまった。なぜ、地下なのか。なぜ、今なのか。 暗闇のわずかな光に浮かぶのは、茶わん、茶入れ、水指の3点のみ。枕木を使って作られた台にのっている。その、ただならぬ気配。 当代楽吉左衛門さんの作品を紹介するために造られた展示館の第1展示室だ。9月に佐川美術館(滋賀県守山市)の敷地内に開館した。楽さんの案(設計・竹中工務店)で、展示室はすべて地下。打ち放しコンクリートなどを使い、照明も最小限で、坑道のような感覚がある。 安藤忠雄さん設計の地中美術館(04年、
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