目次 › 2014年4月3日放送の18時台の特集/バックナンバー 大人から子供まで、多くの鉄道ファンに愛された大阪・弁天町の「交通科学博物館」が、52年の歴史に幕を下ろします。 次の日曜が最後の営業日です。 ファンや家族連れが連日詰めかけ、「聖地」との別れを惜しんでいます。 JR大阪環状線「弁天町駅」。 ここに、半世紀もの間、子供たちが目を輝かせてきた場所があります。 実物の車両などおよそ1,000点の展示を誇る「交通科学博物館」。 高井洋文さんはここで42年間働き、多くの人々を迎えてきました。 【交通科学博物館 高井洋文さん】 「私が入った翌年が鉄道100年という大きな節目の年でしたんで、お客さんがものすごく入ってきまして、こんな多くお客さんが来るところかなってびっくりした感じですね」 交通科学博物館は昭和37年(1962年)に、実物の鉄道車両など交通に関する歴史や知識