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ブックマーク / aniram-czech.hatenablog.com (198)

  • 『文化系女子という生き方』は、21世紀の人間の生き方かもね - チェコ好きの日記

    「語りえぬものについては沈黙しなければならない」とはよくいったものですが、人にとって最大の「語りえぬもの」とは何でしょう。私が思うに、それは「自分」です。生まれてから24時間、365日一緒にいるにも関わらず、永遠の謎であり、永遠のブラックボックスであるのが、「自分」なのです。 しかしこの世界と接触するためには、望む望まないに関わらず、「自分」の思考と肉体を媒介としないわけにはいきません。「自分語り」は時として多大な危険を孕みますが、今回はいつもより少し、「自分」に近い世界のことを書いてみようかな、と思いました。 人間は分類なんてできません 先日、湯山玲子氏の『文化系女子の生き方』というを読んだんですね。感触としては、賛同できる部分が4割、同意しかねる部分が6割といった具合だったのですが、面白いではありました。 文化系女子という生き方 作者: 湯山玲子出版社/メーカー: 大和書房発売日:

    『文化系女子という生き方』は、21世紀の人間の生き方かもね - チェコ好きの日記
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    nstrkd 2015/01/31
  • 女性は2人でつるむのが吉 『るきさん』『ハルチン』ほか - チェコ好きの日記

    以前私はこのブログで、「15歳前後の少女は、2人でいると閉鎖的で狂信的な世界を築き上げてしまうことがあるので、要注意」という主旨のエントリを書きました。 ですが今回は、「逆にそれなりの年齢の女性は、2人でつるむのが吉だわよ」、という話をしようかと思います。 『るきさん』『ハルチン』の共通点 なぜそう考えたのかというと、私は普段あまり漫画を読まないほうなので若干サンプルが少ない気がしないでもないんですが、それなりの年齢の女性(20歳以上?)が数人登場する漫画を読んでいると、3〜4人でつるんでいる女性達よりも、2人でつるんでいる女性達のほうが、殺伐としていなくてなんだか幸福そうに見えたからです。代表的なのは、高野文子の『るきさん』ですね。 るきさん (ちくま文庫) 作者: 高野文子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1996/12メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 94回この商品を含

    女性は2人でつるむのが吉 『るきさん』『ハルチン』ほか - チェコ好きの日記
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    nstrkd 2015/01/27
  • 文章を書くのに、たぶんあんまりコツとかない - チェコ好きの日記

    作家の村上春樹氏が、読者からの質問を受け付けるサイトを開設して話題になっていますが(私も質問してみましたドキドキ)、そのなかでも特に最近大きく注目を浴びていたのが、下記の質問でしたね。 文章を書くのが苦手です - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト 「基的にはもって生まれたもので決まります。まあ、とにかくがんばってください。」って、ちょっと、ちょっと冷たくない村上さん? まあそれはいいとして、今これを書いている私は20代後半なんですが、いったん20歳を過ぎてしまうともう、純粋な意味での「文章力」っていうのは、もうどうにもならないんじゃないかっていうのは思いますね。そういう意味では確かに「もって生まれたもので決まる」のでしょう。 じゃあ20歳を過ぎるともうどうにもこうにも手は加えられないのか、ずっとそのままいくしかないのか、というとそんなこともなくて、たぶん少しだけ改良の余地は

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    nstrkd 2015/01/25
  • 綱島温泉と『つげ義春の温泉』ほか - チェコ好きの日記

    先日、ちょっと時間が空いていたので*1、綱島温泉で開催されていたイベントに行ってきました。 綱島に温泉があるなんて知らなかったです。リンク先などを読むと、どうやらサブカル好きにはたまらないディープスポットらしい。何より、下記の記事で会田誠がいっている「人生の終着駅」という表現に、私は心を打たれてしまったのでした……。 しかし僕が綱島温泉を推す最大の理由は別にある。もっと人生論的な意味で重要な示唆に富んでいるというか……。つまり一言で言えば、ここはほとんど「老人ホーム」であり、人生の終着駅をあらかじめ一日体験できる希有な施設なのである。REALTOKYO | Column | 昭和40年会の東京案内 | 第15回:綱島温泉・東京園 そんなことをいわれたら私も見てみたい、「人生の終着駅」を! お昼ごはんはラーメン ほぼ13時ぴったりに着いた私はとりあえずお腹がすいていたので、1人でラーメン(4

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    nstrkd 2015/01/17
  • 刺激と不幸を求めてしまうのはなぜ? 國分功一郎『暇と退屈の倫理学』 - チェコ好きの日記

    「なんとなく退屈だ」。 これは最近の私の感想でも地方の若者の感想でも東京のOLや女子大生の感想でもなく、ドイツの哲学者マルティン・ハイデガーが「退屈の第三形式」として提示した、最も深い「退屈」の形態です。しかしそう難しく考えなくても、「なんとなく退屈だ」、この思いを人生で一度も抱いたことのない人なんていないでしょう。毎日が充実していないわけじゃない、楽しいことがないわけじゃない、友達がいないわけじゃない、それなのに「なんとなく退屈だ」。気晴らししようにもどうも気分が晴れない。 人間はなぜ「退屈」するのか、「退屈」はどこから生まれるのか、「退屈」から逃れる方法はあるのか? そんなことを考えるのに役立つのが、國分功一郎『暇と退屈の倫理学』です。このすごく面白かったので、今回はこれの感想文を書きます。 暇と退屈の倫理学 作者: 國分功一郎出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2011/10/

    刺激と不幸を求めてしまうのはなぜ? 國分功一郎『暇と退屈の倫理学』 - チェコ好きの日記
  • 読書(文学) カテゴリーの記事一覧 - (チェコ好き)の日記

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    nstrkd 2014/12/28
  • ジム・ジャームッシュの映画 - チェコ好きの日記

    みなさんは、日常生活において、何かを「かっこいい!」と思うことは、ありますでしょうか。 実は、「かっこいい」をテーマに文章を書こうとすると、それだけで3000字とかになってしまいそうなくらい、私はこの「かっこいい」という感情を、わりと重要視しています。 身近な異性や芸能人、スポーツ選手に対して思う「かっこいい」でもいいし、服やインテリア雑貨を見て思う「かっこいい」でもいい。けれど、もう少し高度な(?)「かっこいい」として、ある人の思想や行動、価値観に対して思う「かっこいい」や、芸術作品に対して感じる「かっこいい」なんていうのもあったりします。 「かっこいい」の類義語(?)に「かわいい」という感情もあると思うのですが、「かわいい」という感情は、自分より下のものとか、自分の庇護が必要なものに対して抱く感情です。子とか、子犬とか、赤ちゃんとか、上目使いの女の子とか、キティちゃんとかね。脱線しま

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    nstrkd 2014/12/28
  • 映画 カテゴリーの記事一覧 - チェコ好きの日記

    リモートワーク生活が始まっており、今週の私の外出はといえば「近所のスーパー」「近所のタイ古式マッサージ」「税務署」の3箇所のみとなっている。税務署は確定申告ね。ひとり暮らしだし喋る相手もいなくて寂しいかなと思ったけど、私は元来、超根暗のオタ…

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    nstrkd 2014/12/28
  • 2014年に読んで良かった本ベスト7を発表します。 - チェコ好きの日記

    2014年、まだ半月くらい残っているので自分のなかでは早いかなって気もするのですが、とりあえず今年も残りわずかなことに変わりはないので、2014年に読んだのまとめをやろうかと思います。 私は読んだの記録を「読書メーター - あなたの読書量をグラフで記録・管理」というサイトで管理しているのですが、このエントリが更新された12月16日時点で、今年は101冊のを読んだということになっています*1。今月中に読み終わる予定のが何冊かあるので、たぶん最終的には105〜110冊のを1年で読んだことになるでしょう。私としては、1年で100冊くらいというのは当に例年どおりなので、今年も普通に読書を楽しんだんだなというかんじです。 今回はその101冊のなかから、2014年に読んで良かったな〜と心の底から思った7冊を、ランキング形式で書き留めておこうと思います。 7位 山田花子『神の悪フザケ』 定

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    nstrkd 2014/12/28
  • 「好き」「嫌い」をこえた芸術鑑賞法があるとしたら - チェコ好きの日記

    下記の記事を読みましたー。 けいろー(id:ornith)さんの、「良い」「悪い」が分からないので「好き」「嫌い」で考えるという美術館の楽しみ方はまったく正しくて、というか正しいとか正しくないとかそもそもないので、反論というわけではなく、補足です。 なお、後半は元記事をはなれて話がとんでもなく飛躍しておりますので、ご注意ください(けいろーさんごめんなさい)。 「好き」「嫌い」のその先 美術、映画小説、その他諸々のさまざまな芸術作品を鑑賞するとき、けいろーさんがいうように、基的には「好き」とか「嫌い」とか「面白い」とか「つまんない」とか、そういった基準で考えてOKだと私も思います。知識があればもっと面白い発見ができるかもしれないけど、それは絶対ではありません。 でも、このブログでいつも美術やその他諸々の芸術作品のことをエラソーに取り扱っている私としては、これを読んでくれているみなさんには

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    nstrkd 2014/12/20
  • もうすぐ絶滅するという芸術の未来について - チェコ好きの日記

    岡田斗司夫さんのメルマガがけっこう好きで、毎朝配信されるたびに読むのが日課になっているんですけど、今回はそのメルマガと、最近読んだの感想です。私が考えた「芸術」というものの未来について、ぐだぐだと語ってみようかなと思います。 というわけで題ですが、以下は、「好きな美術作品はありますか?」という質問に対して、岡田さんがメルマガ内で回答した内容です。強調部分は私が勝手に太字にしています。 ニューヨークも行ったときに、メトロポリタン美術館へ行ったんだよ。まあ当に退屈で、一直線に入って、グーグルマップで見たら、メトロポリタン美術館の真ん中辺まで行ったから、一直線に帰ってきたんだよね。それぐらい、何の興味もない。 「上手な絵に何の価値があるの?」って思っちゃう。そんなものより、あるアーティストや工芸家たちが考えて、「こうやれば早く飛ぶんじゃないか?」「いっぱい人を乗せれるんじゃないか」「いっぱ

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    nstrkd 2014/12/13
  • 『即系物件』の感想と、都市の魔力について - チェコ好きの日記

    『即系物件』というを読んでみました。著者は、カリスマナンパ師であったという、サンジ氏という方。 なぜ私がこのを読んでみようと思ったのかというと、「退屈で死にそうって、この気持ち…分かる?」という表紙のインパクトがすごくて、忘れられなかったからですね。「人はどのようにしたら退屈から逃れられるのか」というのは、私の最近の関心事の1つなのです。 というわけで、今回はそんな『即系物件』の感想文です。 「心に”不安定な何か”があるから即られるんだ」 まず、タイトルにある「即系物件」とはどういう意味なのでしょうか。書のプロローグにあたる部分から引用してみましょう。 即系物件ーー。 簡単に言えば、”すぐにヤラせてくれる女のコ”ってこと。俺らナンパ師の間で使われる専門用語のようなものだ。 (中略) 心に”不安定な何か”があるから即られる。そして彼女たちの心に潜むソレは、現代の若者の生きづらさをそのま

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    nstrkd 2014/12/07
  • 『レールの外ってこんな景色:若手ブロガーから見える新しい生き方』の感想 - チェコ好きの日記

    たくさんのブロガーさんの共著である、『レールの外ってこんな景色:若手ブロガーから見える新しい生き方』という書籍を読みました。20代から30代前半までの若手ブロガーが、自身のブログを使って情報発信をすることで、既存の生き方や働き方にとらわれない新しい生き方を提示する、みたいな内容のです。 レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方 作者: イケダハヤト,タクスズキ,鳥井弘文,けいろー,ツベルクリン良平,下津曲浩,池田仮名,金野和磨,中里祐次出版社/メーカー: WOODY発売日: 2014/11/14メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る ついでにいうと、先日11/24(月)にロフトワークで開催されたトークイベントにも行ってきたので、それも含めての感想を書こうと思います。 匿名で質問すればよかった まず、「いきなり何なのその感想……」というかんじですが、

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    nstrkd 2014/11/29
  • 「本好きへの100の質問」に回答してみました - チェコ好きの日記

    好きへの100の質問」というのがあるらしいので、回答してみました*1。 人の「好き100質問」おもしろいー。いろんな人の回答、読み歩いてみたいなー。 / “好きへの100の質問|あもくのガンバラヤ ルイジアナだより” http://t.co/eDpuIb6Toy— luv (@luvluv_tw) 2014, 8月 5 この手の質問って、書いている人が一番楽しくて、読むほうはけっこう大変だと思うのですが、100個すべての質問に答えたので、よろしければお付き合いください。 ★★★ 001. が好きな理由を教えてください。 自分が生まれてなかった頃の話や、行ったことのない場所の話がわかるところです。 002. 記憶に残っているなかで、最も幼い頃に読んだは? 動物たちがみんなでピクニックに行くんだけど、ぞうさんのお弁当がなくなってしまい、どうしたこうしたと探しまわる絵。amazo

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    nstrkd 2014/11/24
  • 村上隆『芸術闘争論』から転じて、文章の”圧力”の話。 - チェコ好きの日記

    先日、現代美術家の村上隆の『芸術闘争論』というを読んだらとても面白かったよーという内容の話を先走って書いてしまったのですが、今回はこのの感想を、もう少しがっつり書いてみようかと思います。 個人的には、現代アートに興味のない人でも、私がタイトルにあげた”圧力”という言葉にピンときた方にはぜひ読んでほしいなぁというです。 「ウケる」ための作品作りはダメなのか? まず村上隆というアーティストに対する私の勝手なイメージは、「美術界での嫌われ者」でした。美大生なんかにアンケートをとると、「嫌いなアーティスト」として名前が上がることが多いみたいな、そんな印象です。 参考:好きなアーティスト、嫌いなアーティスト2 - Ohnoblog 2 私自身は、彼の作品自体は正直見ても何とも思わないというか、「好きなわけでも嫌いなわけでもない」といったかんじ。でも、なぜ彼の作品がこんなふうに嫌われてしまうのか

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    nstrkd 2014/11/21
  • コンテンツがどんどん短くなる世の中なので、「長回し」を撮れる映画監督はたぶん最強になる - チェコ好きの日記

    タイトルでほぼ全ていってしまったので、以下は補足説明なんですけども。 最近の流れを見ていると、多くの人に好まれるコンテンツというのは、どんどん短く、あるいは直感的に理解できるようなものへと変化してきているようです。文章であれば字数が少なければ少ないほどいいし、もっといえば文章すら不要である、なんていう記事も話題になりました。 「当に文字って必要ですか?」メディア出身の人気ブロガーが語る「今の時代に読ませる」ための全て #ブロフェス2014 | エアロプレイン 個人的な好みは置いておくとしても、この流れはおそらく止められないでしょう。しかし少々頭のカタい私は、「一瞬で広まり一瞬で理解されるものは一瞬で古くなるし一瞬で通用しなくなる」と考えているので、コンテンツの作り手としては、短いコンテンツも長いコンテンツも、直感的に理解できるモノも直感的には理解できないモノも、両方とも変幻自在に作れるよ

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    nstrkd 2014/11/09
  • 美術史、ヤンキー絵画を語る『ラッセンとは何だったのか?』 - チェコ好きの日記

    イルカの絵、といえばだれでも真っ先に、クリスチャン・ラッセンの絵画を思い浮かべるのではないでしょうか。目に鮮やかなその作風は、一度見たら忘れられない鮮烈な印象を、私たちにあたえます。 ※ラッセンのジグソーパズル このクリスチャン・ラッセンという人の作品は、日では80年代後半〜90年代前半に、ブームの全盛期を迎えました。今では少々影が薄くなった気もしますが、一時期はおもちゃ屋さんのジグソーパズルコーナーへ行けば、ハワイのお土産屋さんに行けば、水族館へ行けば、カラオケに行けば、パチンコに行けばーー必ずラッセンの絵か、あるいは「ラッセン的なイメージ」が溢れていたような記憶が、確かにあります。 私は1987年の生まれなので、その全盛期の頃の「ラッセン」を、ぼや〜っとした印象でしか知りません。でも、ジグソーパズルとか水族館とか、自分を取り囲む環境のなかで「ラッセン」あるいは「ラッセン的なるもの」を

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    nstrkd 2014/11/08
  • 語らなければ、伝わらない。のか? - チェコ好きの日記

    今、村上隆の『芸術闘争論』というを読んでいるんですが、これがとても面白いです。いずれまた別の機会にがっつりとした感想文を書きたいと思っているのですが、今回はこれを読んで考えた、ちょっと軽めのことをメモしておきます。 マルセル・デュシャンの呪い マルセル・デュシャンの便器が変えたもの - (チェコ好き)の日記 マルセル・デュシャンについては過去のエントリでも何回か書いているんですが、最近いろいろなことを考えるにあたって、デュシャンの『泉』がやってしまったことって当に大きかったんだなぁというか、デュシャン以降の現代美術ってもうこの「呪い」にかかってしまっているんですよね。「美しいとは何か」とか、「自分の手で創造するものが芸術である」とか、そういった芸術に関する神話を全部壊してしまったのがこの『泉』で、現代美術は初心者が見てもすぐ”わかる”ものではない、何層にもなった歴史を読み解かなければな

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    nstrkd 2014/11/06
  • 東京の美術館の、大きな大きな問題点 - チェコ好きの日記

    私のなかでけっこう長くひっかかっていた問題があったのですが、「でもまぁ、これたいしたことじゃないのかな?」と思って、表立ってはあまり深く考えてこなかったんですね。でも先日とあるを読んでいたら、まさに私がひっかかっていたその問題が出てきてたので、「あ、やっぱりたいしたことあったんだ」と考え直した次第です。 というわけで、今回はその”問題”、東京の美術館についていろいろ書きます。 奈良美智の作品はどこで観る? 最初にいっておくと、東京の美術館てすごく面白いんです。ルーブルなりオルセーなりエルミタージュなり、世界中の有名美術館のコレクションが次々にやってくるし、現代アートだって充実していると思います。でも、こういった期間限定の〈企画展〉に夢中になれるのって、たぶん私が「首都圏に住んでいる日人」だからなんですよね。自分の住んでいるところに目新しい作品が次々にやってきたら、楽しいに決まってます。

    東京の美術館の、大きな大きな問題点 - チェコ好きの日記
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    nstrkd 2014/11/02
  • 「全部信じる必要はない」を教えてくれる高城剛 - チェコ好きの日記

    私のまわりの気になる方々で、ハイパーメディアクリエイター? の高城剛氏にシンパシーを感じているらしい人が多かったので、「どれどれ」と彼のを数冊手にとってみました。読んでみたのは、『白』、『私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明』、『モノを捨てよ世界へ出よう』、『LIFE PACKING(ライフパッキング)【未来を生きるためのモノと知恵】』の4冊。「どれどれ」とかいっている割には、けっこうがっつり読んでしまいました。 今回は、そんな高城剛氏のの感想です。いちばん面白かったのが『LIFE PACKING』だったので、そのあたりの話が多くなるような予感です。 LIFE PACKING 未来を生きるためのモノと知恵 作者: 高城剛発売日: 2014/04/21メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る うさんくさい人、高城剛 高城剛氏といえば、私のなかでは「沢尻エリカと

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    nstrkd 2014/10/27