Facebookの「ともだち」広告が賛否両論を呼んでいる。CMや看板で連呼される「ともだち」。「ともだちがいなければ人ではない!」といった風潮は、いったいいつ、どこから生まれたのだろう? 土井隆義『つながりを煽られる子どもたち』から考えてみた。 電車を待っていたら、こんな看板が目に入った。 「ともだち/いちばん大切なことは/ともだちでいること/それは 誓い よろこび/だから ともだちでいよう(中略)びっくりさせたい/いっしょにいたい/なんでもシェアしたい/ともだちもあなたと/同じことをしたいはず/ただ そこにいるだけでいい/ともだち/あなたは 誰かのともだち」 Facebookの広告だ。 「あなたは 誰かのともだち」というCMも放送されている。意外なことにFacebookはこれまでTVCMを出したことがなく、これが第1弾なのだとか。第2弾の「Faces」もオンエアされているが、これも「とも