セキュリティ企業の米CrowdStrikeは現地時間2014年7月7日、同時に複数の米国シンクタンクがサイバー攻撃を受けたことを確認したと発表した。「DEEP PANDA」と呼ばれる攻撃グループによる仕業で、イラク情勢の緊迫化が関係していると、CrowdStrikeは指摘している。 CrowdStrikeによれば、DEEP PANDAは中国で最も高度な技術を持つサイバー犯罪集団の1つで、中国政府と関連がある。CrowdStrikeは約3年にわたって、政府や防衛関連、金融機関、法律および通信業界を狙うDEEP PANDAの動きを監視していた。 これまで主に中国およびアジア太平洋地域の地政学的問題に関する専門家から東南アジアの政策情報を不正入手していたDEEP PANDAは、先週突如、イラクおよび中東問題を扱う人物に狙いを変更したという。 CrowdStrikeは、「間違いなく、最近のISIS
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