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reviewに関するnsyeeのブックマーク (334)

  • Kindness | ele-king

    サファイア・スロウズは、彼女のLAツアーの記録において、アマンダ・ブラウン(LAヴァンパイアズ)の家に行って、「将来こんなふうに生活したいよね.....(略)。かっこいいことしてるかっこいい人たちがかっこいい家に住んでてよかった」と、素直な感想を述べているが、日に住んでいる限り彼らと同じような生活はほまず無理だろう。 これはインディ・シーンや音楽文化の質の問題ではない。より大きな問題だ。そもそも日の建築物、こと住居に関する建築物の考え方そのものが欧米と日とでは違う。欧米では、たとえば集合住宅の部屋を買う場合、土地ではなく、その建築物に金を払う。ニューヨークやロンドンなどの場合、必ずしもそうとは言えないだろうけれど、伝統的にはそう考えている。つまり、日とは逆。だから、建築物がしっかりしていないと売れない。デトロイトでもベルリンでも、緯度が高いところに位置する都市部では、だから保温はそ

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  • San Proper | ele-king

    暑いし......何も考えたくないのでフィジカル・リリースのあるものから今年前半のベスト・シングルを選んでみたら、 ■Jam City / The Courts (Night Slugs) http://soundcloud.com/pdis_inpartmaint/jam-city-classical-curves-the ■Kodiak / Spreo Superbus (Numbers) http://soundcloud.com/nmbrs/kodiak-spreo-superbus-actress-girl-unit ■Mieux / Next Episode (Up My Alley ) http://soundcloud.com/upmyalley/sets/mieux-alleyx001/ ■San Proper / Animal Ricardo Villalobos Re

    San Proper | ele-king
  • Purity Ring | ele-king

  • John Maus: A Collection of Rarities and Previously Unreleased Material

  • Dilla Dog | ele-king

    好むと好まざるとに関わらず新自由主義の社会で暮らしていると、自分のなけなしの金をどこに落とすのか、それ自体が政治的な一票となる......ということに自覚的だったのは、デトロイト・テクノだった。1998年、初めてデトロイトを訪れたとき、マイク・バンクスは僕に「デトロイトの人間は日車が好きなんだよ」と言った。クリトン政権下で日車の輸入が規制されている時代の話。ずいぶんと大人な社交辞令である。 ケニー・ディクソン・ジュニアは音楽がデジタルとして消費されることに批判的な立場を貫いていることでも知られる。2007年のシングル「Technologystolemyvinyle(テクノロジーが俺のヴァイナルを盗んだ)」が有名だが、それ以降も彼はこの手の主張を自分の作品に記している。彼がヴァイナルにこだわるのは、音質ないしは手触りなどのフェティシズムの問題ではない。デジタルはヴァイナルという個人商店を

    Dilla Dog | ele-king
  • Jeremiah Jae | ele-king

    フライング・リザーズのセカンド・シングル"マニー"(79)はニューウェイヴの金字塔といえるヒット作だけれど、イギリス国内ではいささか数奇な運命を辿っている。"マニー"のチャート入りと同じ年に発足したサッチャー政権は市場を「見えざる神の手」に委ねることなく、可能な限り政府が金融政策に介入するというマネタリズムを主張していたため、TVで保守党の金融政策に関する特集やニュースが組まれるたびに同曲は条件反射のようにして流され、チャートに無関心な人たちにとっては否応もなく保守党やマネタリズムのテーマ曲として刷り込まれてしまったからである。しかし、マネタリズムは当時、ケインズ主義と対立すると考えられていたにもかかわらず、10年も経たないうちに相容れない考え方でもないとする方向に経済学の流れは変わり、政権発足当時ほど物議を醸すトピックではなくなっていく。残ったのはフライング・リザーズ=保守党という図式で

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  • Clams Casino | ele-king

    言葉のあるなしにかかわらず、音楽は内面の空虚さを埋めるために使われる。クラブ・カルチャーもその代表例のひとつ。週末の夜をぶっ飛ぶことそれ自体が問題なわけではない。問題はハイな夜を終えた、日曜日の朝方の過ごし方にある。 最近の『NME』の調査によれば......、LAのリル・Bによる"ベースド"、フロリダのメイン・アトラキオンズらによる"クラウド・ラップ"、NYのエイサップ・ロッキーによる"ヒップスター・ホップ"と分けられるそうで、いずれにしても、これらプログレッシヴな(ヒプナゴジックな)ラッパーたちはクラムス・カジノに感謝しなければならない。彼らがいま試みているのは、いわばヒップホップの変異体で、同紙によれば「完璧なまでにメチルモルヒネの毒気で作られたコクトー・ツインズか、さもなければ電子機器で押しつぶされた唱歌隊の音楽」となる。メチルモルヒネがどんなものなのかは知らないけれど、なんとなく

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  • Capitol K | ele-king

    今村昌平監督『ええじゃないか』は観ていないこともあって、映画というものを観ていて、初めて女性の放尿姿に出くわしたのは80年代に公開されたペドロ・アルモドバルの作品だった(どの作品かは忘れた)。その時はスペイン人はそういうことが平気なのかなと思い、実際、その後もそんなシーンを映画で観ることはなかった。流れが変わったのはデヴィッド・フィンチャー監督『パニック・ルーム』である。ほかにもあったのかもしれないけれど、僕にとってはジョディ・フォスターがハリウッド映画の先頭に立って、便器に用を足し始めた。そこからは雪崩を打って、ハリウッド・ミュースたちが便器に座り始め、とうとう来月公開のサラ・ポーリー監督『テイク・ディス・ワルツ』ではミッシェル・ウイリアムスが1の作品で3回も放尿シーンを展開する(展開する......というか、そのうち1回はプールでお漏らしをして笑い転げているんだけど)。これまでそれが

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  • Cupp Cave | ele-king

  • ポスト・チルウェイヴ的アルバム・ガイド~A$AP Mob, Green Ova Undergrounds編 : キープ・クール・フール

    Spaceghostpurrp/Rvidxr Klvnはその輪をどんどんと広げているが(前回のエントリー後に出たThe Clvsh『OPM』は傑作!)、彼/彼らを一躍有名にしたのが、今をときめくA$AP Mob(エイサップ・モブ)との仕事だろう。A$AP Mobはニューヨーク州ハーレム出身のA$AP Rockyを中心としたクルーで、2011年にデビュー・ミックステープ『LiveLoveA』をリリースすると、たちまち話題になり、現行シーンの最重要アクトとなった。 A$AP Mobについては、この記事が詳しい。A$AP Yams、A$AP Bari、A$AP Ferg、A$AP Ty Beats、A$AP Nast、A$AP Twelvy、A$AP Antと、各メンバーのプロフィールがインタヴューとともに詳細に掲載されている( リーダーのA$AP Rockyは別項で取り上げられている)。謎だら

    ポスト・チルウェイヴ的アルバム・ガイド~A$AP Mob, Green Ova Undergrounds編 : キープ・クール・フール
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  • Palais Schaumburg | ele-king

  • CAN | ele-king

  • Marihiko Hara | ele-king

  • Jam City | ele-king

    グライムからスタートして独自のサウンド・スタイルにたどり着いたジャック・レイサムによるデビュー・アルバム。いまやUKを代表するダンス・レーベルとなった〈ナイト・スラッグス〉からはキングダム「ドリーマ」やヘリックス「ドラム・トラックス」といった画期的なシングルが連打されているわりに、アルバムはまだエジプトリックスに続いて2枚目となる(CDには先行シングルからメイン・アトラキオンズを起用したカップリング曲も採録)。 シングルから追ってきた人にはわかると思うけれど、「独自の」としたのは、グライムの特徴とされる重いベースは最初から強調せずに、ハットやパーカションを前景化させ、少しずつサウンド全体から丸みを取り除いて細部に至るまでソリッドに仕上げたことで、まるでグライムの骨格だけが残ったようなスタイルだからである。いわば、この10年近くハウス・ミュージックが吸収し続けたエスニック・ビートから音響的な

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  • Various | ele-king

    なにも知らずにこのコンピレーションを聴いたら、どう感じるのだろうか......。ベッドルームで作られたローファイ・ソウル? ドリーミーで、ちょっとドラッギーでソウルフルなザ・フライング・リザーズ? これは......シカゴ・ハウスやデトロイト・テクノが生まれる前の、1970年代なかばから80年代初頭の忘却の記録。 スライ&ザ・ファミリー・ストーンの1971年のマスターピース『暴動(There's a Riot Goin' On)』には、スライ自身によるドラムマシン(リズムボックス)の重ね録りによるビート――麻薬的で、陶酔的なビート――が注がれていることは有名な話だが、〈チョコレート・インダスリーズ〉(1990年代後半から2000代にかけてアブストラクト・ヒップホップの拠点でもあったシカゴのレーベル)が発表する『パーソナル・スペース』、17曲からなるこのアンソロジーは、そうしたドラムマシンや

  • Burial Hex | ele-king

    たしか椹木野衣先生に自分の作品をプレゼンした際、僕の米国にてレイシズムに出会ったことがない......という発言に対し、氏にLAやNYは米国じゃないですよ......と言われたことがあったっけ。当の意味でU.Sインディー・シーンを考察するに当たって、僕にとってまったく何のイメージも沸かない地方をヤサにするアーティストは魅力的であったりする。ピーキング・ライツ(Peaking Lights)、ゾラ・ジーザス(Zola Jesus)、そしてこのブリアル・ヘックス(Burial Hex)、彼らはウィスコンシン在住のミュージシャンだ......どこ?(読者のなかのウィスコンシン在住もしくは出身者の方々、無礼をご容赦下さい。これが意味するのは無知無学かつ超観念的な筆者です) 米国の友人たちにウィスコンシンって何かシーンあんの? と訊ねてもみな一様に知らぬのひと言。じゃあ何でこんな変なバンド出て来ん

    Burial Hex | ele-king
  • Report: Kitty Pryde Makes Her NYC Debut

  • LOW END THEORY JAPAN | ele-king

    Home > Reviews > Live Reviews > LOW END THEORY JAPAN- feat. DADDY KEV / NOBODY / RAS G… 気候のせいなのか、クオリティの高過ぎるメディカル・ウィードのせいなのか、L.A.にいると、いい意味でいろんな細かいことがどうでもよくなってくる。連中は「Just Chill」と日常のなかで連呼するが、この言葉こそとてもL.A.的だ。 既存のスタイルやシステム、マーケットに回収されない表現、〈ノット・ノット・ファン〉周辺の連中や、誌6号にてインタヴューを強行したマシュー・デイヴィッドの〈リーヴィング〉周辺はそれこそ「細かいことはどーでもいいじゃない、Just Chillよ」と語っているようなサウンドは、僕にとってL.A.ならではの存在に思えるのだ。 エル・エー・リアンを自称するRAS GもまさしくL.A.からしか生ま

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  • ERA | ele-king

    僕がエラの音楽にハマったきっかけは"Feel"のミュージック・ヴィデオだったのだ。たった......そう、たった3分弱のこの映像と音にすべてが詰まっている気がした。淡い恋心、一晩のアヴァンチュール、仲間との連帯、未来への不安と期待、都市生活者の憂と倦怠、ストリート・カルチャーや音楽、グラフィティへの愛情、東京への愛憎、町を吹き抜ける風、反抗心と内省......それらがデトロイトのプロデューサー、アンドレスの甘いブラック・ソウルを思わせるヒップホップ・トラックのなかに溶け込んでいた。 不思議なことに、この映像を観た僕は、梁石日のハードボイルド小説『タクシードライバー日誌』で描かれなかった、彼の目には映らなかった東京の深い夜の表情や情念を浮き彫りにしていると感じた。まあ、それはいい。僕はくり返しミュージック・ヴィデオをYouTubeで再生して、その心地良さに浸り、そしてリリックに耳を傾けた。

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