バチカンのサンピエトロ広場で、十字架を掲げて歩くカトリック信者(2025年4月28日撮影)。(c)Gabriel BOUYS/AFP 【4月29日 AFP】ローマ教皇庁(バチカン)は28日、新教皇を選出するための教皇選挙(コンクラーベ)を5月7日に開始することが枢機卿総会で決定されたと発表した。 コンクラーベでは、80歳未満のいわゆる「枢機卿選挙人」がシスティーナ礼拝堂に集まり、21日に死去したフランシスコ教皇(享年88)の後任を選ぶ。投票権を持つのは、枢機卿総会のために世界中からローマに召集された枢機卿252人のうち135人。 秘密裏に行われる投票は数日、あるいはそれ以上かかる可能性がある。投票は毎日午前に2回、午後に2回行われ、いずれかの候補が3分の2以上の票を得るまで続けられる。 枢機卿総会では、新教皇が取り組むべき喫緊の課題として、宣教や他宗教との関係に加え、ローマ・カトリック教会
