左利きへの理解を深めるワークショップが開催されている。利き手をとりまく疑問点を洗い出し、 本当の「利き手」をいろいろなものを使って探るという。 その展示「DESIGN for LEFTY」を主催している(財)せたがや文化財団の長谷川さんに、開催のきっかけと利き手についてくわしく聞いてみた。 「実はうちの妹が左利きなんです」と長谷川さん。「妹は子供の頃から、書道教室などで苦労していたんです。書道では、左手で書くと手にべったり墨がつくんです」 右利きのカシハラには、身に覚えがないことなのですが……。「そういった他人の不自由を感じてもらうのが今回の展示の趣旨なんですよ」 展示ブースでは、急須やお玉(レードル)、デジカメなど右利きに使いやすくできているいろいろなものを左利き用、右利き用を使ってみることで、その違いを実感できちゃいます。 「特に試してもらいたいのは計算ドリル。 計算式は右に答えを書く
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