都がJR中央線三鷹-立川間(約13キロ)で進めている連続立体交差事業で、JR東日本は7日、西国分寺-立川間上り線(約3キロ)の高架化工事を完了した。これにより、三鷹-立川間は列車が高架上を走ることになり、車の往来を妨げていた同区間の踏切はなくなった。 工事は6日午後9時半ごろ開始。西国分寺-立川間を一時不通にし、線路を地上から高架上に切り替える作業などを行った。JR東日本八王子支社によると、工事はほぼ予定通りに進み、7日午前6時40分ごろ、試運転の列車が工事区間で安全を確認して完了。同7時前には通常ダイヤでの運行を再開した。この工事により、西国分寺-立川間にあった五つの踏切がなくなった。 国立駅東側では6日午後11時過ぎ、線路を高架上に切り替えるための機器が鉄道クレーンで運ばれ、職員らによって設置された。線路沿いの歩道では、多くの鉄道ファンがカメラを構え、「すごいなあ」などと言いながら作業