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文章と写真に関するnubaのブックマーク (5)

  • 光の教会、および、いかに私がクズであるか。 - 北小路ゲバ子の恋

    ○光の教会(大阪府茨木市) 晩夏、あるいは初秋、ペットボトルと文庫、写真機をコンビニ袋にいれて大阪にむかう車中、暇つぶしにケータイメモリの整理をする。イマジカFT窓口なんて二度と用事はなく、キンコーズの店舗の番号がやたらと入っているのに前職の名残りを見たりもする。国立天文台は日没の時間、国土地理院は日没の方位を問い合わせのにメモリに入れていたのだったか。もはや記憶にない。 そこには、その昔、好きだった女の名前があった。 その女を好きになったのは、女がマイノリティだったからである。私のようなどうしようもないニンゲンは、自分に自信など物ごころついた時からなくて、そんな身の上の女に、そうであるがゆえに安心感を覚え、安心して好きになれたのである。女が抱えていたであろう負い目に、私はただ、つけこんでいたのである。 そのような私は、どうかんがえてもニンゲンのクズであるに違いない。 ニンゲン性はとっくに

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  • 東京の砂漠(OHT.6) - 飲めヨーグルト

    砂漠を、なめていた。ミルクを流したような霧が視界を覆うこの天上世界では、方向音痴なおれの感覚など全くあてにならないから、おれは石で記された登山道から一歩も外れることができなくなってしまう。吹きすさぶ砂塵が、おれのカメラのAFを狂わせる。無限遠では、もうまるっきりピントがあわない。ダストリダクションでも排除することのできないゴミがセンサーにへばりついてゆく。 目の前の光景は信じられないくらいに美しいのに、それらをうまく写真におさめることはできそうもない。三脚をおさめたザックが疲れた身体に重くのしかかる。三脚と雲台、あわせて2キログラム。おれはひどくのどが乾いている。残った水は、500ミリリットルのペットボトルに半分ほど。使いもしない三脚を置いてくれば、代わりに水を2リットルも持ってくることができたはずだ。おれは思う。どうしてこうなった……。 金曜の、夜。残業を放棄したおれは部屋に戻ってシャワ

    東京の砂漠(OHT.6) - 飲めヨーグルト
  • 夢の伊東温泉と坂のある港町の夢、あるいは銚子電鉄について - 関内関外日記

    万馬券を当てて調子にのって温泉旅行というのが昭和の夢である。行き先は伊東温泉がふさわしい。女と二人、踊り子号に乗って伊豆半島を下る。そして、伊東温泉競輪。「宿賃を浮かしてグリーン車で帰るぞ」などとうそぶくも、俺は競輪をよく知らぬし、女は競輪に全く興味がない。くたびれたスタンドでただただ色とりどりのヘルメットが走り抜けるのを眺める。ときおり飛ぶだれかの野次もくたびれ、風景のすべてがくたびれ、俺もすっかりくたびれてしまう。女は飽いてどこかに行ってしまい、はずれ車券舞う夕照りの中ひとり途方に暮れる。これである。 ※写真は今はもうない競輪場のイメージである。というか俺は花月園の感想を書いていなかったのだっけ? これである、と意を決したところで伊東温泉競輪が開催していなければ話にならない。他場発売では面白くないからだ。だから俺は、調子にのってべつの温泉を目指した。 東京駅からがらがらの特急に乗り込み

    夢の伊東温泉と坂のある港町の夢、あるいは銚子電鉄について - 関内関外日記
  • 握力@幻燈

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