NFSv4 と Kerberos を組み合わせて、 NFS のセキュリティの弱さをカバーしてみたいと思います。 長いので 2回に分けました。 今回は Kerberos の初期設定の部分までやってみます。 まずは RHEL/CentOS の場合のやり方を説明し、最後に Ubuntu でやる場合の差分情報をまとめておきます。 ### RHEL/CentOS編 ### RHEL 6.3/CentOS 6.3で確認しました。 Kerberos サーバー側は `krb5-server` パッケージをインストールします。 クライアント側については `krb5-workstation` がデフォルトでインストールされているので、特にインストールする必要はないです。 Kerberos サーバーのことを KDC (Key Distribution Center) と言います。 主に設定変更するファイルは3点
Samba4でWindows/Linuxの認証統合をしてみた。 次のような要件が背景にある WindowsとGNU/Linuxで共通のユーザー認証データベースを用いる Windowsホストはいろんなバージョンがある LinuxホストはUbuntu Trusty Tahr 予算がないのでWindows Serverをドメインコントローラーにするのは却下 ホームディレクトリはネットワーク上に置いて各マシンで共通して用いる (本稿では扱わないが)できればSolarisとHP-UXとAIXとIrixとFreeBSDも統合したい いろんなOSで依存性を解決してSambaをビルドして回りたくないのでwinbind認証は却下 SSOできるに越したことはない 要件を鑑みて、次のような構成にしてみた Samba4でActive Directoryドメインを構成する Windowsマシンはドメインメンバーにす
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