産婦人科女医の宋美玄(そん みひょん)医師。妊娠のリミットは「42歳」と発言。それでも、体外受精をしても妊娠する確率は1回あたり1割弱という 厚生労働省の人口動態調査を見ていると、衝撃的な発表内容があった。「出生順位別にみた父母の平均年齢の年次推移」で、母の第1子出生時平均年齢が1975年(昭和50年)に25.7歳だったものが、2011年(平成23年)には初めて30歳を超え、30.1歳となった。これは、東京に限った話ではなく、全国平均のデータである。 晩婚化が原因の1つとみられるが、独身や既婚でまだ子供がいない女性は、「一体何歳までに子供を産めばいいのだろう」と考えたことが一度や二度はあるだろう。女性は当然のことながら妊娠できる年齢的なリミットがある。そうわかっていても、それが何歳かわからず、仕事や他のプライベートな事柄を優先。いざ「子供を作ろう」と思ってもなかなか妊娠せず、不妊治療専門の