これは、ウォシュレットのノズルを出し入れする電動機構の壊れた歯車を、3Dプリンターで直す話です。 中野の「あッ 3Dプリンター屋だッ!!」に、「ウォシュレットの歯車の歯が折れたんだけでど作れないか?」とのメールが届きました。 「モノを見ないと分からないので、送ってください」と返信して送られて来たのが、歯が1枚だけ欠けた2cmくらいのプラスチック製の歯車でした。 「この歯車が欠けて、ノズルが動かなくなった。買ったお店に聞くと装置ごと全て取り替えになり、装置が1万6000円、出張費が8000円で、〆て2万4000円って言われた。歯車さえ直れば動くのに」 「3Dプリンターで、歯車を作ったことがないから、精度とか強度が大丈夫かどうか分からないけど、まあ作ってみましょう」ってことになりました。 そこで、まず、真上からアイフォンで、歯車の写真を撮りました。 撮った写真をイラストレーターに取り込みました
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