記事一覧 JR北陸線、平日朝“すし詰め” 新型投入も3両から2両編成に (2010年5月23日午前7時15分) 平日朝の芦原温泉発福井行きの新型電車「521系」の車内。森田駅を過ぎるとぎゅうぎゅう詰めになった=7日午前8時10分ごろ撮影 JR北陸線の普通電車で3月以降、平日朝にすし詰め状態の満員電車が見られるようになった。ダイヤ改正で従来の3両編成の電車に代わり、2両の新型電車が通勤通学時間帯に走るようになったからだ。JR西日本は「利用状況を考慮した」とするが、乗客からは「車両を増やしてほしい」という切実な声が上がる。実際に電車に乗り、事情を探ってみた。 午前7時54分芦原温泉発福井行きの普通電車は、銀色の車体に青と白のラインの2両編成の新型電車「521系」。始発の時点で座席はほぼ埋まり、丸岡、春江で乗客がなだれ込んでくると車内はすし詰め状態。森田を発車するときには、立っている乗客は身動