行政や医師会通達的には大きな動きなしです。動いたばかりですから、週明けまでこのままで進み、週明けから休校措置の解除の動向と発見患者の治療動向を見極めて次の動きがあると予測しておきます。迅速かつ柔軟な反応は必要ですが、さすがに神戸では来週まで大きな動きはないと考えます。 ポツリ、ポツリと神戸・大阪以外でも発見があり、東京でも発見されたの報告も出てきました。これはあくまでも私の予想ですが、神戸・大阪の教訓を十分に活かした発見対策が取られると考えています。それでも発見されれば第二段階の対策になりますから、キットやマスクが不足しないかを心配しておきます。発見が無くても大量に必要になりますから、確保は末端医療機関では結構大変です。 ところでインフルエンザ対策はガイドラインを基本として行なわれています。舛添大臣も頑張って緩和の方針を打ち出しつつありますが、現時点では具体的にと言うか、システム的に体系だ
昨日は大きな動きがありました。5/19 19:59着信の神戸市医師会新型インフルエンザ対策本部よりの新型インフルエンザ関連情報(第14報)です。 本日5月19日午後4時、神戸市は下記に示しましたように新型インフルエンザの「まん延期」を宣言しました。つきましては、各医療機関におかれましては、別紙患者振り分けシステム(5月20日開始)に基づく対応をお願いします。 平成21年5月19日神戸市医師会長 川島龍一様神戸市保健福祉局長 桜井誠一新型インフルエンザ患者発生に伴う診療について(ご依頼) さて、神戸市内の高校生が新型インフルエンザに感染していることが判明し、調査を進めた結果、現在も新型インフルエンザは増加しつつあり、今後も感染拡大が危惧されます。 当初は、発熱相談センターにお電話いただき、市民病院、西神戸医療センター等での患者の受け入れを行なってきましたが、相談件数の激増、受入医療機関の外来
■外来風景 昨日の外来は神経だけは使いましたが平穏でした。広報がかなり行き届いているみたいで、軽症患者が少なく、外来業務量としては少なめでした。ただうちの診療所は普段マスクはしていませんから、私も含めて慣れておらず「息苦しい」のは本音です。小児科もしゃべる量は医師もスタッフも多いですからね。ただマスク風景以外は実質ふだんの「ヒマ」な外来と変わらないと言う感じです。 「念のため」はもちろんおられました。それでも昨日に限って言えば純粋の念のためは1人か2人で、後は「会社に証明書が必要」が目に付く程度です。まあ、発熱相談センターから回された発熱患者は調べざるを得ないと言うところです。発熱相談センターへの電話接続はやはり良くないらしく、つながらない患者は診察していました。ちなみに昨日は全員インフルエンザ陰性でした。 焦点のFluA(+)患者が発見されていませんから、昨日の時点で行政がどういう対応を
まず昨日頂いた神戸市勤務医様のコメントです。 感染者が入院する病院で勤務しています。 もう入院患者は神戸市内で40人をこえており、感染者が隔離入院される措置もあとわずか とおもいます。隔離する場所がありません、というか隔離しても無駄ということで。 現在患者はマスコミの受診自粛がきいていますが、某病院ではすでに勤務医の疲弊が 始まっていると聞きます。 もう一つ、りゅう様のコメントから、 何とか無事に?日曜日の一次救急外来が終了しました。 保健所からは時間とともにFAXまたFAXの連続でした。 しかし、小児科はどんな患者でも(感染蔓延地域居住者も通学者も含めて)発熱外来での対応は内科医のみなので不可能なので、地域の一次救急施設で対応してくれという電話が保健所からあったのが日曜日の午前8時55分でしたよ。 そしてしょっぱなの患者が神戸市中央区から避難中の発熱児でした。 それ以外にも混乱に次ぐ混乱
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