EF510形電気機関車(EF510がたでんききかんしゃ)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が2001年(平成13年)から製作している交直流電気機関車。 本項では、東日本旅客鉄道(JR東日本)で2009年(平成21年)から2016年(平成28年)まで運用されたEF510形500番台についても述べる。 概要[編集] 日本海縦貫線・常磐線などで1968年(昭和43年)から長年使用されてきた交直両用電気機関車EF81形の取替えを目的に開発された[5]。 日本海縦貫線は区間内が直流・交流(60 Hz)・交流(50 Hz)の異なる方式で電化され、これまで同区間を通して運転される機関車牽引列車はEF81形を使用してきた。JR移行直後から後継機の開発が開始され、同区間用として1990年(平成2年)にEF500形が試作された。定格出力 6,000 kWの同形式は輸送量に比べ過大な出力や技術上の問題などで量産に至ら