印刷 大阪府教委は、海上自衛隊中央システム通信隊司令(1等海佐)の竹本三保さん(55)ら2人を府立学校の校長に、吉本興業債権管理室長の山下善久さん(47)、元松下電池工業常務の黒河満さん(58)、三菱東京UFJ銀行部長の小田村直昌さん(53)ら5人を府内の小学校の校長に採用する、と発表した。 府立学校で35人、小学校で57人が公募に応じ、府教委が書類選考と集団討論、面接で選考した。7人は1月から研修を受け、配属先は来春決まる。 文部科学省によると、民間人校長は企業経験などを学校運営にいかす目的で2000年に制度化された。教員経験がない公立小中高校の民間人校長は今年4月時点で97人。採用は全国に広がっており、例えば京都の高校では酒造メーカー元工場長が、奈良の高校でも音響機器メーカー役員らが校長になっている。(金成隆一) 関連リンク最初の課題は教育基本条例 大阪府知事選当選の松井氏(11