他人とつながることを忌避しているわけではなく、自分自身の情報、特に心理的なことや感情的なことについて表に出すことを忌避している。 自分を語りたがらない人々 - 深く考えないで捨てるように書く ネットに対して抱く恐怖に対して敏感であればあるほど、語ることが難しくなる。 その恐怖に敏感な人は、ネットでは語らないだろう。 ネットで語る人というのは、恐怖に鈍感な人か、もしくは、恐怖を飼いならせる人なのだろう。 「ネットで語る」という行動に移るまでの心の動きを考えてみる。 だいたい次のようになるのではないかと、想像する。 何かを「語る」という行為の結果を想像するが、明るい結果と暗い結果のふたつがある。 このときに、人は自らの経験をもとに、ネットの明るい過去と暗い過去を参照する。 すると、思い浮かぶのは、ネットにうずまく鬱憤、鬱屈したものを抱えた他人が引き起こした暗い過去。 当然、語るということが怖く